SQL Azure

課金と使用権を管理する目的で導入されているサブスクリプション間で、SQL Azureサーバを移動させられるようになりました。

次の図のようにLiveアカウントにサブスクリプションが紐づいています。たとえば、MSDNベネフィットのサブスクリプションと、パートナー契約のサブスクリプションを持っているとします。
現状は、MSDNサブスクリプション(A)に紐づいているSQL Azureサーバーがあります。

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MSDN特典の無償期間が切れたタイミングで、パートナー契約のサブスクリプションBにSQL Azureサーバーを切り替えます。


サブスクリプションは、ライセンス・課金管理用の概念なので、サブスクリプションとの紐付けを変更しても、SQL Azureサーバー、DBへの接続情報は変わりません。サブスクリプション間を移動しても、SQL Azureサーバーを使用しているアプリケーションには影響がなく、何の対応も発生しません。

 

移動方法

① SQL Azureサーバーを別のサブスクリプションに移動させるために、Windows Azure管理ポータルにアクセスします。

メニューから「データベース」タブを選択し、サブスクリプションツリーからSQL Azureサーバーを選択します。

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② サーバ情報の中央部のさりげない位置に「サーバーの移動…」ボタンが配置されていますので、ボタンをクリックします。
//なぜ、上部のメニューに配置せずに中央部の情報パネルにボタンを置いたのでしょうか・・・。

③ 下の図のようなダイアログが表示されますので、ドロップダウンリストから移動先のサブスクリプションを選択します。

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④ はりきって「OK」ボタンを押してみます。

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⑤ ダイアログが閉じて、一瞬でサブスクリプション間を移動しました。「本当に移動しちぇっていいの!!?」みたいな確認ダイアログは出ないので、ご注意を。

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豆知識

サブスクリプション間の移動は、共同管理者もすることができます。

説明がしにくいのですが、
自分のサーバーを、共同管理者に任命されているサブスクリプションにサーバーを受け渡すことができます。
受け渡された人は、さらに別のサブスクリプションに移動させることができます。

もちろん共同管理者は、共同管理しているサブスクリプションのサーバーを、自分のサブスクリプションに移動させられます。

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AさんとBさんが喧嘩して、BさんがいやがらせでAさんからサーバーを奪い取ってAさんの手が届かないサブスクリプションにサーバーを移動させちゃうなんてことが発生しますね(ぇ

参考情報

SQL Azure

課金と使用権を管理する目的で導入されているサブスクリプション間で、SQL Azureサーバを移動させられるようになりました。

次の図のようにLiveアカウントにサブスクリプションが紐づいています。たとえば、MSDNベネフィットのサブスクリプションと、パートナー契約のサブスクリプションを持っているとします。
現状は、MSDNサブスクリプション(A)に紐づいているSQL Azureサーバーがあります。

 

MSDN特典の無償期間が切れたタイミングで、パートナー契約のサブスクリプションBにSQL Azureサーバーを切り替えます。
サブスクリプションは、ライセンス・課金管理用の概念なので、サブスクリプションとの紐付けを変更しても、SQL Azureサーバー、DBへの接続情報は変わりません。サブスクリプション間を移動しても、SQL Azureサーバーを使用しているアプリケーションには影響がなく、何の対応も発生しません。

 

移動方法

① SQL Azureサーバーを別のサブスクリプションに移動させるために、Windows Azure管理ポータルにアクセスします。

メニューから「データベース」タブを選択し、サブスクリプションツリーからSQL Azureサーバーを選択します。

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② サーバ情報の中央部のさりげない位置に「サーバーの移動…」ボタンが配置されていますので、ボタンをクリックします。
//なぜ、上部のメニューに配置せずに中央部の情報パネルにボタンを置いたのでしょうか・・・。

③ 下の図のようなダイアログが表示されますので、ドロップダウンリストから移動先のサブスクリプションを選択します。

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④ はりきって「OK」ボタンを押してみます。

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⑤ ダイアログが閉じて、一瞬でサブスクリプション間を移動しました。「本当に移動しちぇっていいの!!?」みたいな確認ダイアログは出ないので、ご注意を。

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豆知識

サブスクリプション間の移動は、共同管理者もすることができます。

説明がしにくいのですが、
自分のサーバーを、共同管理者に任命されているサブスクリプションにサーバーを受け渡すことができます。
受け渡された人は、さらに別のサブスクリプションに移動させることができます。

もちろん共同管理者は、共同管理しているサブスクリプションのサーバーを、自分のサブスクリプションに移動させられます。

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AさんとBさんが喧嘩して、BさんがいやがらせでAさんからサーバーを奪い取ってAさんの手が届かないサブスクリプションにサーバーを移動させちゃうなんてことが発生しますね(ぇ

参考情報

SQL Azure

2011年のTech ED North AmericaのSQL Azureセッションで、予告されていたことがあります。

  • データベースの最大サイズの拡大
  • データベースの課金粒度見直し
    最低課金単位を1GBより小さい粒度にすることを検討している

まず最初の1つ目は、2011年12月に、最大サイズの制限が50GBから150GBに拡大されました。そして、50GB以上使用してもお値段据え置きというテレビショッピングのような課金でした。

そして残っていた2つ目の対応について、Windows Azure Team Blogで素敵なニュースが発表されました。

課金粒度の見直しと、値下げ

です。

従来の課金体系

これまで、SQL Azureの課金テーブルは以下のようなエディションと、使用容量帯で課金額が決まっていました。

1 0~1GB Webエディション
2 1~5GB Webエディション
3 0~10GB Businessエディション
4 10GB~20GB Businessエディション
5 20GB~30GB Businessエディション
6 30GB~40GB Businessエディション
7 40GB~50GB Businessエディション

Webエディションで、2GB使用している場合は、「2」の課金。
Businessエディションで、2GB使用している場合は、「3」の課金。

発表された課金体系

そして、今日の発表の結果、以下のような課金体系となりました。

    最少額 最高額
0~100MB 5ドル 5ドル/月(437.05円)
100MB~1GB 9.99ドル 9.99ドル(873.23円)
1GB~10GB 9.99ドルに、1GB増えるごとに4ドル追加 9.99ドル 45.99ドル(4019.99円)
10GB~50GB 45.99ドルに、1GB増えるごとに2ドル追加 45.99ドル 125.99ドル
50GB~150GB 125.99ドルに、1GB増えるごとに1ドル追加 125.99ドル 224.99ドル

※日本円は、計算ツールを参照してください
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100MB未満の利用者は、従来の半額


1GB以上の利用者は、
1GB単位での課金

ああ1GB以上の利用者は、概ね30%程度の値下げ

と、なっております。

つまり、「先月は、7GBの課金だったけど、今月は12GBの課金だぜ」みたいな話になるわけです。

今後

  • エディションの存在意義が皆無になりましたね。
    エディション概念が喪失し、機能としても提供されなくなるかもしれませんね。
  • 上限サイズ機能は健在。
    上限サイズを指定しておけば、想像以上に課金されるなんて恐怖はありませぬ。
  • 課金は、日割り計算なので、
    2/1は、100MB課金
    2/2は、1GB課金
    2/3も、1GB課金
    2/4は、6GB
    2/5は、11GB
    とかなると多少計算面倒ですね。
    2/1は、5ドル/30日が一日分の課金額となります。

参考

SQL Azure

若干、感じが悪いかなと思いつつ投稿。

VS2008では、.edmxファイルをSQL Azureから生成することはできませんが、VS2010であれば生成することができます。

以下は、VS2008への注意事項をMSDNライブラリから転載。

Visual Studio 2008 で実行している場合、Entity Framework は、.edmx ファイルおよび関連するクライアント クラスを SQL Azure データベースから作成できません。モデルおよびマッピング ファイルを生成するには、SQL Server のローカル インスタンスに接続する必要があります。ただし、モデル ファイルとマッピング ファイルが作成されれば、Entity Framework は SQL Azure データベースに接続するようになります。

VS2010で、作成時のスクリーンショット

SNAGHTMLac4325e

SNAGHTMLac475b4

SNAGHTMLac57518

SNAGHTMLac5b987

SNAGHTMLac67bfb

参照情報

SQL Azure

SQL Azure Labsの新しいサービスとして、既存のSQL ServerデータベースをSQL Azureに移行する際に、互換性問題が無いかをチェックしてくれる「SQL Azure互換性確認サービス」の提供が始まりました。

  • SQL Server Data Tools (SSDT) CTP4を使用して、データベースから.dacpacファイルを出力します。SqlPackage.exeを使用するか、データべーうをSSDTプロジェクトにインポートしビルドすることで、.dacpacファイルを作成できます。SQL Server 2005、2008、2008 R2、2012(CTPまたはRC0)をサポートしています。
  • SQL Azure互換性確認サービスに.dacpacをアップロードすると、互換性レポートを受け取ることができます。互換性レポートには、SQL Azureでサポートしていないオブジェクトや移行する前に修正する必要のあるスキーマオブジェクト一覧が掲載されます。

参考