SQL Azure

bluesyntax社のSQL Azure Backup紹介ページをざっくり意訳した投稿です。Bluesyntax社は、SQL AzureのMVPが2人在籍している会社です。

Enzo Backup for SQL Azureソリューション(現在βリリース)は、 SQL Azureデータベースをバックアップしたり、ほかのSQL AzureデータベースやオンプレミスのSQL Serverデータベースにバックアップをリストア作業を柔軟に操作できるようにします。

Enzo Backup製品のβリリースのダウンロードは、ここをクリックしてください。.

概要

Enzo Backup for SQL Azureで、できること:

  • SQL Azureデータベースから、バックアップblobやバックアップファイルの作成す
  • バックアップblobやバックアップファイルからSQL Azureデータベースのリストア
  • SQL Serverデータベースの限定的なバックアップとリストアの実行
  • リモートエージェントを使用したクラウドでの完全なバックアップ実行
  • データベースの単一スキーマのみのバックアップ
  • 特定テーブルのみのリストア
  • オンプレミスからクラウドへバックアップデバイスをコピーできます。
  • バックアップ操作を実行するためにコマンドラインユーティリティを使用できます。
  • SQL Azure用のトランザクション一貫性のあるバックアップ実行

詳細

Enzo Backup for SQL Azureは、ローカルWindowsアプリケーションで動作し、SQL Azureデータベースのバックアップとリストアをできるようにします。Blobストレージやローカルファイルシステムにバックアップしたり、リストアすることができます。データベースのスキーマとデータ両方を含むバックアップファイルは圧縮されてます。

SQL Azureデータベースからリストアすることができるデータベースなら、SQL Serverデータベースのバックアップを限定的にサポートしています。たとえば、プライマリキーの無いテーブルはバックアップできません。開発者がSQL Azureデータベースをバックアップしたり、SQL Serverを使用しているオンプレミスのデータベースにリストアすることができます。

バックアップツールは、データベース全体では無く一部のスキーマのみをバックアップすることができます。複数顧客のデータを1つのデータベースにホストするような複数テナントやシャーディング時に便利です。

コマンドラインユーティリティは、スケジューラーでバックアップ操作を実行するのに使用することができます。コマンドラインユーティリティは、ユーザインターフェイスで提供しているすべてのオプションをサポートしています。
製品は、一時的なエラーを回避したり、基本的なネットワーク帯域問題を避けるために高度なバックアップ、リストア技術を使用しています。実験では、50MBのデータベースを2分でバックアップでき、3分でリストアできます。

テーブル、トリガー、ストアドプロシージャ、ビュー、関数、spatial データ型、spatial インデックス、制約、外部参照、ユーザ定義型など多くのオブジェクト型をバックアップできます。

制限事項

ユーザ定義型をサポートしていますが、製品ではテーブル型制約のリストアをすることができません。しかし、ユーザテーブル制約はすべてサポートしています。
このリリースバージョンでは、差分バックアップを提供していません。将来リリースでの提供を計画しています。
このリリースバージョンでは、スケジューリング機能を提供していません。しかしながら、コマンドラインユーティリティによる、バックアップ操作の実行を提供しています。コマンドラインユーティリティは、スケジューラーから実行することができます。

サポート

Eメールにて、設定と一般的なサポートによる支援を受けることができます。

Windows Azure

IT ProのためのWindows Azure Platform運用管理ガイド 1.0」という運用側面から書かれた膨大なドキュメントが公開されています。このドキュメントが、そのまま書籍化して出版されていてもおかしくない質と量を兼ね備えています。
コミュニティ(とMSエヴァ)の力が結集されて企画が始まってから、わずか半年で日の目を見ることになりました。

本ドキュメントは、TwitterでMSエヴァの安納さんの呼びかけに賛同した有志で執筆されており、ボランティアによって執筆されています。とてもすばらしい内容なので、ぜひご一読を。
蒼の王座からも情報提供で協力させていただき、自分は執筆していないのに執筆者に名前を連ねていただき、恐縮するしだいであります。

SQL Azure

US ISV Evangelism Blogに投稿された「Windows Azure DataMarket June Update」をざっくり意訳した投稿です。

DataMarket Service Update 2の更新内容を紹介します。Service Update 2 には、いくつかの素晴らしい新しい機能が追加されています。

  • 国際化: SU2は国際化対応の第一波です。このリリースでは、オーストラリア、オーストリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス各国の通貨でデータを購入できるようになりました。今後も購入可能な国を増やせるように調整を続けます。
  • 見やすい表示: 顧客は、生のデータでは無く、視覚化されていることを期待しています。このリリースには、データを視覚的に表示できたり、オフラインで使用するためにさまざまな形式でエクスポートできる、新しいサービスエクスプローラが含まれています。Tableauのようなパートナーツールや、PowerVipotに追加することができる、リッチな表現ができる包括的なプラットフォームです。
  • プレミアムデータセットを選択し30日間のフリートライアルをすることができます。
  • OAuth 2.0 に対応: 開発者はDataMarketを統合したり埋め込みたいと思うことがあります。DataMarketデータを使用したり、アプリケーションから移動せずにユーザが必要なデータを購入できるように、DataMarket OAuthでアプリケーションに統合することができます。
  • Facebook 統合: 顧客はFacebook上で、お気に入りのデータを掲示し共有できるようになりました。
  • 新しいコンテンツの提供: DataMarket に、いくつかの出版社から提供されているデータを追加しました。MetricMash (失業率のデータ), Digital Trowel (U.S. ビジネスデータベース), Infochimps (ソーシャル順位)などです。
  • DataMarket Excel アドイン CTP 2: Excelは、DataMarketを使用する重要な手段の1つです。 ExcelアドインCTP2を使用すると、OAuth2.0を使用しWindows Live IDでサインインでき、簡単で直感的に操作できます。
  • Bing Map用のDataMarket MapAppを公開! Bing Map App Gallery で新しいDataMarket Map Appをリリースしました。 Map Appを使用して、ESRI&Alteryx提供の米国の犯罪のデータ、過去の気象データ、人口統計データをBing Mapsの中で、地理的位置に合わせて表示することができます。
  • MappAppを試すには、 ここ をクリックしてください。

SQL Azure

この投稿は、Tech ED North America 2011で実施されたセッション「Microsoft SQL Azure Overview: Tools,Demos and Walkthroughs of Key Features」をあとめた投稿です。

SQL Azure データベース

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SQL Azureは、SQL Server 2008エンジンをベースに開発されました。
世界6か所のデータセンターで提供されており、高可用性と冗長性のあるデータベースサービスです。
データはプライマリサーバから読み込まれ、書込みはセカンダリサーバに複製されます。

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SQL Serverとの差異

  • SQL Azureでは、必ずクラスター化インデックスが必要です。(理由:クラスター化インデックスが必要
  • 物理サーバを設定することはできません。
  • いくつかのSQL Serverの機能は、まだ提供されていません。
    たとえば、SQL Server Agentやフルテキスト検索、暗号化、サービスブローカー、SQL CLRなどです。

2010年のクラウド データサービスの進捗状況

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5月のサービスリリースの更新箇所

  • 一つのサブスクリプションに複数のSQL Azureサーバを作成できるようになりました。
    より自由なサーバ管理をすることができるようになります。(1つのサブスクリプションに6サーバまで?)
  • SQL Azure サーバAPI
    Windows Azure APIと同じ証明書が使用できる
  • DBのインポートとエクスポート(DACフレームワークを使用)
    プログラムAPIの提供
    コマンドライン
    Powershell

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次のサービスリリースで提供する機能

  • ポイント・タイムリストア CTP
    指定した時間へデータベースをリストアする
    指摘できる期間は2週間
  • Windows Azure Platform CoAdminへの対応
  • ポータルでDBのインポート&エクスポートの対応
  • SQL Server DenaliエンジンでSQL Azureの再調整
  • スパース列への対応
  • ポータルとエンジンエラーメッセージのローカライズ

ポイント・タイムリストアCTPを使用できるようになると、下の図のような表示がでるらしい。

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ポータル画面上に「Restore」という項目が増える。

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Resoreをクリックすると、下の図のダイアログが表示される。

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リストア中の表示。

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Data Syncサービスの主要機能

  • 同期設定にコーディングが必要ない
    同期とロケーション定義が簡単にできる
    どれぐらいの頻度で同期するかを選択できる
  • 全てのデータを同期することができる
    2種類の方法で同じデータを同期できる
  • 衝突の補足
    複数のロケーションで同じデータが変更されたことが原因で発生する衝突の解決
  • ログ記録と監視
  • スケール
    サービススケールは必要なだけリソースの拡張ができる

V1で計画されているDataSyncの管理画面UI。
現在のベータ版では、視覚的に同期状況がわかりずらいが、V1提供時にはポータルで視覚的にどうのように同期しているかを確認することができる。(上の図が、現在の提供画面。下が計画している画面)

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2011年投資テーマ

SQL Azure

インストールマニアックス5中間セミナーで、SQL Azure入門をしゃべらせていただきました。

OSSな人相手に話したつもりなんですが、どうも想定ターゲット間違えたかもしれないなぁと喋ってから思いました。笑いを取りに行ったつもりではあるのですが、散々滑って辛い空気にしながらの説明でした。ちーん。

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