Azure SQL DatabaseのGeoレプリケーションのセカンダリへの反映ロジック

ドキュメント読んだり、説明されればそりゃーそうだっと納得できるのですが、説明されるまでは勘違いしていたのでメモしておく。

詳細説明は「公式ドキュメント」でされているので、そちらを参照して欲しい。

セカンダリへの反映は一定量の変更をセカンダリにトランザクションログを用いてします。
反映対象は、トランザクションが完了したものになります。

アクティブ geo レプリケーションは SQL Server の Always On テクノロジーを活用し、スナップショット分離を使用してプライマリ データベース上のコミットされたトランザクションを非同期的にレプリケートします。

特定の時点におけるセカンダリ データベースは、プライマリ データベースよりもわずかに古い可能性がありますが、セカンダリ データには部分トランザクションが含まれないことが保証されます。

トランザクションが完了すれば反映対象となるので、順番が前後するとつらい操作はトランザクションにする必要があります。

例えば、メンテナンス作業で、インデックスの再構成をする場合には、統計情報の自動更新が重ならないようにしておいたほうがいいので、統計情報の自動更新を停止することがあります。

マスターで、自動更新の停止、インデックスの再構成、自動更新の再開をすると、セカンダリーにも、自動更新の停止、インデックスの再構成、自動更新の再開が適用されます。

ただし、インデックスの再構成の実行時間によっては、セカンダリでは、自動更新の停止、自動更新の再開、インデックスの再構成の順番で適用されることがあります。
これがまずい場合には、「自動更新の停止、インデックスの再構成、自動更新の再開」で一括りのトランザクションにしましょう。