Windows Azure

Windows Azureストレージのジオ・レプリケーションの紹介」を意訳したものです。が、トランザクション整合性の項後半部分は、Blobの知識が無さ過ぎて日本語になっていません。あしからず。

Windows Azure ブロブとテーブルデータのジオ・レプリケーション(地理的複製)を始めたことを発表できて、とても嬉しい。追加コスト無しで、同じリージョン内の100マイル離れた2つのロケーション(拠点)間(例:北アメリカと南アメリカ、北ヨーロッパと西ヨーロッパ、東アジアと南アジア)でレプリケーションをする。ジオ・レプリケーションは、データセンター災害時のデータ耐久性を提供する。

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Windows Azure

2011年9月13日~16日にアメリカで開催された開発者向けイベント//buid/windowsで実施されたセッションの中から、Windows Azureに関わるセッションを一覧でご紹介します。

リストの上のほうにあるセッションほど、実用的か概要理解の手助けになるセッションを並べています。下に行くほど、マニアックでアプリケーション構築時にあまり意識する必要のないAzureそのもののアーキテクチャな話となっています。

まだ公開準備中のセッション(9/16 23:45段階)

Windows Azure

私のPCは今月、Windows 7をクリアインストールした関係で、Windows Azure SDKが入っていない環境。そこにWindows Azure SDK 1.5を入れてMVC 3テンプレートでプロジェクトを作成したら、Visual Studio 2010がやけに長い時間かたまる。

何事ですか!!

 

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あら、裏側でこそーりと、NuGetしてますわよ。

NuGetしてインストールしているから、その間固まってしまうのですね。

でも、インストール終わっていても反応却ってこなくてよ。12分でしびれを切らして、再度プロジェクトを作り直したら今度はばっちり!

Windows Azure

BUILDカンファレンスで、Windows Azure上でVisual Studio Team Foundation Serviceのプレビュー版の提供開始を発表した。数か月の間、数百人のユーザとプライベートプレビューを実施。そして、次の段階として、オープンプレビューを実施し、より多くの人からフィードバックをもらいたい。カンファレンス内で、参加者全員の登録されたアカウントに招待コードを提供する。

招待された人は、招待コードを使用してアカウントを登録することでサービス試行ができ、さらに5人の友人に招待コードを付与することができる。

招待コードを入手できた人は、http://tfspreview.comにアクセスして、アカウント登録を実施してほしい。

メリット

TFS on Azureは、素早く簡単な方法でTFSの利用を始められる。たった数分で、アカウントを入手し、世界中にいるチームメンバーとの開発に着手できる。ハードウェアの準備、ソフトウェアのインストール、ネットワークの準備など煩わしく時間がかかる作業が必要ない。

サービスはプレ・リリースであり完成版ではないが、それでもTFSの多くの機能を提供している。

  • ソース管理
  • トラッキングアイテム
  • アジャイル・プロジェクト管理(TFS11での新しい機能)
  • テスト
  • 自動ビルド(クライアントにTFS11CTPビルドエージェントをインストールする必要がある)
  • その他いろいろ

本サービスを使用できるクライアントは、VS2010&Test Professional 2010(クライアントパッチの適用が必要)、Team Explorer Everywhere(互換用更新ファイル)、Microsoft Officeインテグレーションなどである。

使ってみる

TFSサービスを試すには、tfspreview.comにアクセスします。

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Signup

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GettingStarted

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NewTPProgress

NewTPComplete

TeamHome

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元情報

Team Foundation Server on Windows Azure: A Preview is available!

SQL Azure

SQL Azure インポート/エクスポートサービス(CTP)をすべてのAzureデータセンターで提供開始」で紹介した、SQL Azureデータベースのインポート/エクスポートを使用した機能が、Windows Azure管理ポータルから提供されました!

Windows Azure管理ポータル(http://windows.azure.com)にログインし、左側のメニューバーから「データベース」を選択します。

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ヘッダー部分に、インポート/エクスポートボタンが追加されています。

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わかりやすいように、どーんと拡大してみましょう。

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書いてある通り、CTP版ですよ!っと。

SQL Azureのインポート/エクスポート機能とは

詳細は、SQL Azure インポート/エクスポートサービス(CTP)をすべてのAzureデータセンターで提供開始」にゆずりますが、簡単に説明するとSQL AzureとAzure BLOBストレージサービス間で直接データをエクスポートしたり、インポートできる機能です。

「BACPAC」というフォーマット形式で、SQLデータベースのデータをファイルに落とすことができます。

実演

エクスポートしたいデータベースを選択します。

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こんなウィザードが開きます。

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必要事項をせっせと記入します。

まだ、CTP版なのでこなれていない部分があります。BLOBストレージアカウントは連携していないので、別途入力しないといけない情報を入力します。
アクセスキーさえわかれば、管理者アカウントを知らなくてもエクスポートできるってことですね。
一度、ウィザードを閉じてBLOBストレージの情報をメモしてきてくださいね。

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完了を押します。

エラーが出ました・・・・。

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BLOBストレージのURL指定には、「http」とか「https」をつけてねと。

再度設定します。紆余曲折しましたが、最終結論のみ記載します。

  • ログイン:SQL Azureサーバの管理者アカウント
  • パスワード:SQL Azureサーバの管理者アカウントのパスワード
  • 新しいBlob URL:http://(アカウント名).blob.core.windows.net/test/a.bacpac
  • アクセスキー:プライマリアクセスキー

結果

成功すると、状態確認で下の図のように表示されます。

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課題

上の図を見ていただくと、わかるかと思いますが失敗した履歴は削除されません。

削除されないどころか、再度実行しても初回のエラー内容とエラー日付と同じものが、そのまま登録されているように思います。

何回か試行したのですが、データベースが同じ場合タイムスタンプが更新されないんですよね。

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testデータベースを6回試したら、6回とも失敗したらエラー記録が6行あるのですが、全部同じタイムスタンプと同じエラーなんですよね。

まぁまだCTP版てことで、その辺はあきらめましょう。

エラー時の場合は、なんでエラーなのか確認できませんが、ちゃんと設定できている場合は、正常に動作しますのでご安心を。

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