Web Essentials 2015 からLess と Sass のコンパイルや、JavaScriptのミニファイ機能が、切り離されて別製品として提供されるようになりました。
Bundler & Minifier と Web Compiler の2種類の製品で提供されています。
Bundler & Minifier
JavaScriptとCSS、HTMLのミニファイとバンドリングするためのVisual Studioの拡張機能です。
- CSS、JavaScript、HTMLファイルをバンドルし、一つのファイルとして出力します
- ソースファイルの保存をトリガーに、自動的に再バンドルをします
- CIシナリオ用にMSBuildに対応しています
- 言語ごとにミニファイ設定をカスタマイズできます
- 生成ファイルを開くとウォーターマークが表示されます
- ソリューションですべてのバンドルを更新するショートカットがあります。
2つ以上の同じ種類のファイルをソリューションエクスプローラーで選択し、バンドルを生成することができます。
バンドル設定は、プロジェクトのルートに、bundleconfig.jsonというファイルで格納されます。
ソリューションエクスプローラーで、JavaScript、CSS、HTMLファイルを選択してミニファイできます。オリジナルファイルの配下に、「<ファイル名>.min.拡張子」が作成されます。
ASP.NET MVC と WebForms プロジェクトで、ビルド処理の一環でバンドルとミニファイをすることができます。bundleconfig.jsonファイルを右クリックして処理できます。
キーボードショートカットキー「Shift+Alt+i」を押すか、Buildメニューから選択することで、ソリューション内のすべてのbundleconfig.jsonファイルを使用してバンドルを実行できます。
Web Compiler
LESS、Sass、CoffeScriptファイルをコンパイルするためのVisual Studioの拡張機能です。
- LESS、Sass、CoffeeScriptファイルをコンパイルできます
- ソースファイルの保存をトリガーに自動再コンパイルすることができます
- 個別ファイルごとにコンパイルオプションを指定することができます
- Error一覧に統合されます
- CIシナリオで、MSBuildに対応します
- ミニファイしてコンパイル出力します
.less、.scss、coffeeファイルを右クリックして、コンパイルを設定できます。
compilereconfig.jsonファイルが生成されます。
右クリックして、再コンパイルを実行することができます。