Windows Azure ConnectからオンプレミスへのSQL Serverへの接続トラブルシューティング
Windows Azure Connectを使用して、Web RoleやWorker RoleからオンプレミスのSQL serverへ到達するのに苦労したと聞いた。いくつかのTipsを紹介しよう。
- Remote Desktop経由でロールにアクセスできるように設定し、ロールにリモート接続する。
- Web ロールからSQL ServerにPingが飛ばせるか、その逆も可能か確認する。
→もしダメならFireWallの設定を確認する - ポート1433でSQL Serverに接続できるか確認する
Webロールから telnet <SQL-SERVER-NAME> 1433
もしダメなら、SQL ServerのFireWallのルールでTCP1433の受信が許可されているか確認し、SQL Serverの設定でリモート接続が有効になっているかを確認する。
SQL ServerのIP接続が有効になっているかなど。
この辺りは、オンプレミスのWebサーバからSQL Serverへ接続するときにしなければならない作業と同じ話なので、検索すれば詳細に説明してくれるページが多いので確認するといい。 - SQL接続文字列のタイムアウトの時間を長くする。
connectionString = "Data Source=(local);Database=AdventureWorks; Integrated Security=SSPI;Connection Timeout=60”
オンプレミスのSQL ServerからAzureのデータセンターまでは長い距離を通信することになるので、単純に物理的なネットワーク遅延がパフォーマンスにインパクトを与えることを理解しておく必要がある。
ネタ元
Troubleshooting Windows Azure Connect to On-Premises SQL Serverをざっくりと意訳した投稿です。