Microsoft Project Code-Named “Houston” CTP 1 (August 2010 Update) – SQL Azure Team Blog – Site Home – MSDN Blogsをざっくりと紹介したエントリーです。
マイクロソフトのプロジェクトコード名”Houston"はSQL Azure用の手軽に使用できるデータベース管理ツールです。
今回の更新を含むHoustonの大きな特徴は、以下の通りです。
- オブジェクト検索機能を含むナビゲーションパネル
- データベースの基本情報と使用方法とリソースへのリンクを含むインフォメーションキューブ
- テーブルデザイナーとテーブルデータエディター
- Viewデザイナー
- ストアドプロシージャデザイナー
- T-SQLエディター
8月更新内容
- プロジェクト”Houston”は、すべてのデータセンターに配置しました。データベースがホストされているデータセンターと同じデータセンターにあるHoustonを使用することを推奨します。
- データベースツールバーにrefreshボタンで、サーバーから最新のデータベースオブジェクトのプロパティを取得します。
- ユーザーインターフェイスとパフォーマンスの強化
プロジェクト”Houston”の参考情報
下で紹介するビデオチュートリアルとドキュメントで、プロジェクト”Houston"の機能について学ぶことができます。
Link |
Description |
Access Project “Houston.” |
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This video demonstrates how use Project “Houston” to create and modify a table in an existing SQL Server database. |
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This video describes how use Project “Houston” to create, modify, execute, save, and open a Transact-SQL query. |
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This video shows how use Project “Houston” to create, select, and modify views. |
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This video shows how use Project “Houston” to create, select, and modify stored procedures. |
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Use the SQL Azure blog to read about this Project “Houston” release, and to access the Project “Houston” application. |
既知の問題
このリリースの既知の問題は以下の通りです。回避策については、元記事の英文を参照してください。
問題1:ログオンページでTerms of Useダイアログが繰り返し表示される。
問題2:Start Page上のステータスがRead-onlyと表示される。
問題3:Start Pageを一度閉じると、再表示できない。
問題4:データベースのプロパティは、ログオン時の情報が表示され、自動更新されない。
問題5:プロジェクト”Houston"のユーザーインターフェイスが、ブラウザのズーム率100%で無かった場合、表示が崩れる。
問題6:カラム名、テーブル名、ビュー名、ストアドプロシージャー名が長い場合、表示が途切れる。
問題7:テーブルデザイナーやストアドプロシージャーデザイナーのタイプ選択ドロップダウンリストに、新しく作成したエイリアスタイプが表示されない。
問題8:選択できない暗い表示のSaveボタンが、変更した後、フォーカスが当たっていないユーザーインターフェイスを選択するまで、Saveボタンを選択できるように更新されない。
問題9:オブジェクトを読み込んでいる間、ナビゲーションパネルや新しいワークスペースは正常に動作しない。
問題10:ログオン試行中、クエリ実行中にStopボタンを押しても、動作が停止しない。
問題11:矛盾した規定値が入力される。
問題12:矛盾した規定値が表示される。
問題13:テーブルデザイナーで既存の値を変更し、更新しようとするとエラーが発生する。
問題14:テーブルデザイナーで主キーの指定ができない。
問題15:テーブルデザイナーで既存の主キーの設定を変更しようとするとエラーが発生する。
問題16:エディターやビューのGUIでサポートされていないデータ型がある。binary、XML、Unique identifier、timestamp、geography、geometry
問題17:全てのdate型は、mm/dd/yyy hh:mm:ss AM/PMfで表示される。
問題18:スキーマを変更したワークスペースを閉じたとき、保存していない変更が破棄される。
問題19:ユーザーインターフェイスでは、オブジェクトの削除には対応していない。