SQL Azure Team Blog

Creating Tables with Project Houston – SQL Azure Team Blogの内容を簡単に紹介する投稿です。

マイクロソフトのプロジェクト コード名 ”Houston” 入門シリーズ(Part1)2つ目の投稿です。パート1では、基本的なログインと遷移について紹介しました。このエントリーでは、Houstonでテーブルデザイナーの使用方法について紹介します。マイクロソフトのプロジェクト コード名 “Houston”は、SQL Azure用の手軽なデータベース管理ツールで、CTP(コミュニティー テクノロジー プレビュー)版です。Houstonは、権限管理、クエリの実行、データベーススキーマのデザインと編集、テーブルデータの編集などの基本的なデータベース管理ラスクをすることができます。

今のところ、SQL Server Management Studio 2008 R2はSQL Azure用のテーブルデザイナーを提供していません。SQL Server Management Studio 2008 R2でテーブルを作成するには、CREATE TABLE文を実行することになります。プロジェクト Houstonはwebベースのテーブルデザイナーを提供しています。でもHoustonはCTP版ではあるが。。。

Houstonを使用するには、Microsoft Project Code-Named “Houston” CTPにアクセスします。(SQL Azure ラボでは、CTP版、もしくは実験的プロジェクトを扱います。)

 

テーブル構造の編集

 

ログインすると、左上にデータベース ナビゲーションバーが表示されます。

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新しいテーブルの作成:

  1. “New Table”を選択します。
  2. ナビゲーションバーがテーブル ナビゲーションに変わります。

     

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  3. メインウィンドーにテーブルデザイナーモードで、新しいテーブルが表示されます。

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    タイトルの前にある星は、新しいテーブルで保存されていないことを示します。Houstonは、新しいテーブルに自動的に3つのカラムを追加します。必要に応じて、名前を変更したり、データ型を変更することができます。追加された新しいカラムを消したい場合は、名前を選択し、リボンバーのColumnsのDeleteボタンを選択します。

カラムを追加したい場合は、 +Columボタンを選択するかリボンバーにあるColumnsのNewボタンを選択します。

Houstonで使用している単語を、SQL Serverのツールで使用されている単語に置き換えられるように説明します。

  • Is Required? nullを登録することはできません。必ずデータを登録する必要があるカラムであることを意味します。
  • Is Primary Key? カラムが主キーであることを示し、クラスター化インデックスが作成されます。
  • Is Identity? 自動インクリメント列です。通常、主キーと連携します。bigint, int, decimal, float, smallint, tinyint データ型のみで提供されます。

 

保存

テーブルデザインのSQL Azureへのcommit準備ができたら、リボンバーの Save ボタンで保存する必要があります。

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既知の幾つかの制限があります。複数行の主キーの作成は失敗します。テーブル名やカラム名を変更し、保存しようとすると失敗することがあります。

フィードバック

プロジェクトHoustonは通常のMicrosoftサポートサービスのサポートを受けることはできません。コミュニティベースのサポートは、SQL Azure Labs Support Forumに質問を投稿することができます。プロダクトチームが回答します。

 

バグの登録の仕方

  1. フィードバック | Microsoft Connectに移動する。
  2. すでにフィードバックが報告されていないか検索し確認してください。
  3. まだ報告されていない場合は、ページの一番下に移動し、オレンジの「Submit Feedback」をクリックしてください。
  4. 「Select Feedback」上の、「SQL Server Suggestion Form」をクリックします。
  5. バグフォームで、「Category」=Tools(Houston)を選択します。
  6. 質問を入力します。
  7. マイクロソフトに送信するため「Submit」をクリックします。

フィードバックの仕方

  1. フィードバック | Microsoft Connectに移動する。
  2. すでに問題が報告されていないか検索し確認してください。
  3. まだ報告されていない場合は、ページの一番下に移動し、オレンジの「Submit Feedback」をクリックしてください。
  4. 「Select Feedback」上の、「SQL Server Bug Form」をクリックします。
  5. バグフォームで、「Version」=Houston build CTP 1 – 10.50.9610.34を選択します。
  6. バグフォームで、「Category」=Tools(Houston)を選択します。
  7. 質問を入力します。
  8. マイクロソフトに送信するため「Submit」をクリックします。

SQL Azure Team Blog

Microsoft Project Code-Named “Houston” CTP 1 (August 2010 Update) – SQL Azure Team Blog – Site Home – MSDN Blogsをざっくりと紹介したエントリーです。

マイクロソフトのプロジェクトコード名”Houston"はSQL Azure用の手軽に使用できるデータベース管理ツールです。

今回の更新を含むHoustonの大きな特徴は、以下の通りです。

  • オブジェクト検索機能を含むナビゲーションパネル
  • データベースの基本情報と使用方法とリソースへのリンクを含むインフォメーションキューブ
  • テーブルデザイナーとテーブルデータエディター
  • Viewデザイナー
  • ストアドプロシージャデザイナー
  • T-SQLエディター

8月更新内容

  • プロジェクト”Houston”は、すべてのデータセンターに配置しました。データベースがホストされているデータセンターと同じデータセンターにあるHoustonを使用することを推奨します。
  • データベースツールバーにrefreshボタンで、サーバーから最新のデータベースオブジェクトのプロパティを取得します。
  • ユーザーインターフェイスとパフォーマンスの強化

プロジェクト”Houston”の参考情報

 

下で紹介するビデオチュートリアルとドキュメントで、プロジェクト”Houston"の機能について学ぶことができます。

Link

Description

SQL Azure Labs portal

Access Project “Houston.”

Video – Tables

This video demonstrates how use Project “Houston” to create and modify a table in an existing SQL Server database.

Video Queries

This video describes how use Project “Houston” to create, modify, execute, save, and open a Transact-SQL query.

Video – Views

This video shows how use Project “Houston” to create, select, and modify views.

Video – Stored procedures

This video shows how use Project “Houston” to create, select, and modify stored procedures.

Blog

Use the SQL Azure blog to read about this Project “Houston” release, and to access the Project “Houston” application.

 

既知の問題

 

このリリースの既知の問題は以下の通りです。回避策については、元記事の英文を参照してください。

問題1:ログオンページでTerms of Useダイアログが繰り返し表示される。

問題2:Start Page上のステータスがRead-onlyと表示される。

問題3:Start Pageを一度閉じると、再表示できない。

問題4:データベースのプロパティは、ログオン時の情報が表示され、自動更新されない。

問題5:プロジェクト”Houston"のユーザーインターフェイスが、ブラウザのズーム率100%で無かった場合、表示が崩れる。

問題6:カラム名、テーブル名、ビュー名、ストアドプロシージャー名が長い場合、表示が途切れる。

問題7:テーブルデザイナーやストアドプロシージャーデザイナーのタイプ選択ドロップダウンリストに、新しく作成したエイリアスタイプが表示されない。

問題8:選択できない暗い表示のSaveボタンが、変更した後、フォーカスが当たっていないユーザーインターフェイスを選択するまで、Saveボタンを選択できるように更新されない。

問題9:オブジェクトを読み込んでいる間、ナビゲーションパネルや新しいワークスペースは正常に動作しない。

問題10:ログオン試行中、クエリ実行中にStopボタンを押しても、動作が停止しない。

問題11:矛盾した規定値が入力される。

問題12:矛盾した規定値が表示される。

問題13:テーブルデザイナーで既存の値を変更し、更新しようとするとエラーが発生する。

問題14:テーブルデザイナーで主キーの指定ができない。

問題15:テーブルデザイナーで既存の主キーの設定を変更しようとするとエラーが発生する。

問題16:エディターやビューのGUIでサポートされていないデータ型がある。binary、XML、Unique identifier、timestamp、geography、geometry

問題17:全てのdate型は、mm/dd/yyy hh:mm:ss AM/PMfで表示される。

問題18:スキーマを変更したワークスペースを閉じたとき、保存していない変更が破棄される。

問題19:ユーザーインターフェイスでは、オブジェクトの削除には対応していない。

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SQL Azure Service Update 4 – SQL Azure Team Blog – Site Home – MSDN Blogsを簡単に翻訳したエントリーです。

データベースのコピー、ヘルプシステムの改善、複数のデータセンターにマイクロソフトのプロジェクトコードネーム「Houston」の展開を行うService Update 4の公開を開始しました。

データベースコピーのサポート:データベースコピーを使用すると、データセンター内の別のサーバーにデータベースのスナップショットをリアルタイムに作成することができます。
この新しいコピーの特徴は、SQL Azureのバックアップサポートの第一弾で、スキーマを作成したり、元のデータベースに変更を加える前にSQL Azureのデータベースをバックアップすることができます。簡単にSQL Azureのスナップショットを取得できるようにすることは、SQL Azureへの一番多かった要望です。
詳細については、MSDNのCopying Databases in SQL Azureと言うタイトルのドキュメントを参照してください。

MSDNドキュメントの追加:MSDNにDevelopment: How-to Topics (SQL Azure Database)と呼ばれる新しい項目を追加しました。ドキュメントは、Microsoft SQL Azureを使用した場合の共通的なプログラミングタスクの実行方法を紹介したリンク集です。

Houstonの更新マイクロソフトのプロジェクトコード名「Houston」は、SQL AzureのWebベースの手軽なデータベース管理ツールです。HoustonはWindows Azure上で動作しており、SQL AzureデータベースとHouston間の待ち時間を減らすために、複数のデータセンターに配置しました。

SQL Azure Team Blog

Getting Started With Project Houston: Part 1 – SQL Azure Team Blog – Site Home – MSDN Blogsを簡単に翻訳したエントリーです。

マイクロソフトのプロジェクトコードネームHoustonは、SQL Azureのライトなデータベース管理ツールです。Houstonは、クエリの作成・実行、データベーススキーマのデザイン・編集、テーブルデータの編集のような基本的なデータベースの管理タスクを行うことができます。
現在、Houstonは最初のコミュニティテクノロジー・プレビュー(CTP)です。このエントリでは、HoustonのCTO版の紹介とスクリーンショットをお見せします。Houstonの利用方法をお見せします。

HoustonはwebベースのSilverlightアプリケーションです。つまり、インターネット接続ができる様々な場所から、Silverlightをサポートしている様々なブラウザ(ブラウザ一覧)でアクセスし使用することができます。Houstonはインストールをするソフトウェアではありませんが、Silverlihtはインストールするソフトウェアです。まだインストールしていない場合は、初めてHoustonにアクセスしたときにインストールをする為のダイアログが表示されます。

https://manage.sqlazurelabs.com/にアクセスすることでHoustonの利用を始めることができます。SQL Azureラボは、CTP版のプロジェクトや先進的なものを配置します。リリース後には、URLが変わります。

 

ログインをする

 

現在のCTP版では、ログインする時にSQL azure Server、データベース、管理者ID、パスワードを入力する必要があります。

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HoustonはSilverlightアプリケーションなので、あなたのPC上のローカルクライアントで動作します。WEBアプリケーションでは無いが、Windows Azureにホストされたwebサービスと通信をします。

 

スタートページ

 

ログインすると、中央にスタートページが表示されます。スタートページには、アクセスするデータベースを選択する為の情報が表示され、ぐるぐる回転します。Houstonは、一つのブラウザで一つのデータベースを管理することができます。もし二つ以上のデータベースを管理したいときには、ブラウザのタブを使用し、もう一つHoustonにアクセスします。

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矢印をクリックすると箱が回転します。回転するとき「oh」、「ah」と言っているのを確認してください。

 

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ヒントページでは、Houstonの機能を確認するためのHoustonのビデオへのリンクが記載されています。

 

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ナビゲーション

 

アプリケーションの上の方はツールバーです。ツールバーは、メインタブの表示内容に合わせて変化します。

 

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データベースツールバーは下のような内容です。

 

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ツールバーは下のように変化します。

 

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メインタブの操作内容に関係無く、アプリケーションの左上のデータベースリンクをクリックすることで、いつでもデータベースツールバーに戻ることができます。
Houstonは、他のタブに移動しても元のタブでの変更を維持しています。テーブルを変更し、保存せず別のタブを開いても変更は失われません。アプリケーションは、タブ内に鉛筆アイコンが表示されている場合、テーブル/タブを保存する必要があることを示しています。

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アプリケーションを終了させようとすると、変更を保存する必要があることを示す警告が表示されます。保存しなければ、操作が失われます。

 

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Houstonは、CTP版です。その為、まだプロダクトにはバグがあったり、上のダイアログのようにスペルミスがあります。私は、上のダイアログの件をMicrosoft Connectにすでに報告している。

Feedbackやバグ報告

プロジェクトHoustonは通常のMicrosoftサポートサービスのサポートを受けることはできません。コミュニティベースのサポートは、SQL Azure Labs Support Forumに質問を投稿することができます。プロダクトチームが回答します。

 

バグの登録の仕方

  1. フィードバック | Microsoft Connectに移動する。
  2. すでにフィードバックが報告されていないか検索し確認してください。
  3. まだ報告されていない場合は、ページの一番下に移動し、オレンジの「Submit Feedback」をクリックしてください。
  4. 「Select Feedback」上の、「SQL Server Suggestion Form」をクリックします。
  5. バグフォームで、「Category」=Tools(Houston)を選択します。
  6. 質問を入力します。
  7. マイクロソフトに送信するため「Submit」をクリックします。

フィードバックの仕方

  1. フィードバック | Microsoft Connectに移動する。
  2. すでに問題が報告されていないか検索し確認してください。
  3. まだ報告されていない場合は、ページの一番下に移動し、オレンジの「Submit Feedback」をクリックしてください。
  4. 「Select Feedback」上の、「SQL Server Bug Form」をクリックします。
  5. バグフォームで、「Version」=Houston build CTP 1 – 10.50.9610.34を選択します。
  6. バグフォームで、「Category」=Tools(Houston)を選択します。
  7. 質問を入力します。
  8. マイクロソフトに送信するため「Submit」をクリックします。

まとめ

 

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