株式会社gloopsは、モバゲ―、yahoo!モバゲ―、mixi、ハンゲームなどのプラットフォームに、登録ユーザ数100万人を超えるソーシャルゲームを複数展開しています。
ソーシャルゲーム業界の中では数少ない、マイクロソフト技術を根幹にゲームを展開しています。Visual Studio 2010を使用して、ASP.NET(C#)でゲームの大部分を開発しています。開発したゲームは、Windows Server 2008 R2、IIS 7.5、.NET Framework 4で構成されたアプリケーションサーバーにホストし、データの格納先としてSQL Server 2008 R2を採用しています。
さらに、マイクロソフト技術を根幹にしながら、インフラ周りでは、Nginx、Memchached、Redis、Varnish cacheなどのOSS技術を活用し、月間100億PV、(1コンテンツあたり)同時接続数7万人を裁いています。SQL Server周りの指標としては、秒間バッチ要求数は平常時で最低100K/秒、イベント開催時には最低1M/秒、イベント終了間際の10分間は3M/秒に達します。最大4.5Mまで裁いた実績があります。この処理を裁くために、SQL ServerにはFusion-ioを2枚搭載しています
gloopsゲームのアーキテクチャに関わる話は、各種メディアに取り上げられ、セミナーなどの講演でも話されているので、検索サイトなどで検索いただくと、より詳細を知ることができると思います。
ソーシャルゲームをWindows Azureに移行できるか?
gloopsで提供しているゲームは、オンプレミス環境で1コンテツあたり70台前後のサーバーで稼働しています。それをWindows Azure上で裁くことができるかを検証しました。 当然、データストアにはSQL Azure Federationを採用し、ある意味Windows AzureとSQL Azureの性能限界を試すつもりでした。
気になる検証結果は、2012年4月24日~25日に開催されるマイクロソフトの有償イベントWindows Developer Daysのブレイクアウトセッションで発表させていただきます。
マイクロソフト技術を根幹としたソーシャルゲームのアーキテクチャ、SQL Azure Federationによる大規模リクエスト処理について興味のある方は、ぜひ登録しセッションに参加してください。
When ?
まだ、サイト上では仮題になっていますが・・・
4月24日(火) 15:00~15:45
の枠で登壇いたします。
ちなみに、別の枠でLINQの神様のいえ先生も、登壇しますよ~♪