Windows Azure

Microsoft Azure で提供されている各種サービスを効率的に学ぶための動画コンテンツを4つに厳選して紹介します。
この動画を見ることで、Azure Webサイト、AzureML、Azureの基礎機能、Azureインフラのオートメーションを学ぶことができます。

Microsoft Azure Web Sites(Web Apps)

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Microsoft Azure Web Sites を紐解く ~ Web サイト、アプリケーション構築のベスト プラクティスとは?

マイクロソフトの米国本社シアトルで、Microsoft Azure Web Sitesの開発チームにいる日本人河野さんによる解説。自己紹介が「Web Sites作ってます」と書いてます。

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アジェンダからわかる通り、Websitesとりあえず使ってみよう!が終わった人が、裏側の仕組みも踏まえてアーキテクチャ設計をしようと思うときにインプットしておくと役立つ内容となってます。

入門的な内容も見たいって場合は、「Microsoft Azure の基礎: Web サイト」を参照すると良いです。

Microsoft Azure:Azure Machine Learning編

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Microsoft Azure: Azure Machine Learning 編 ~Azure Machine Learning を使ってみよう~

マイクロソフト系の技術トレーニング会社としても有名なエディフィストトラーニング株式会社の講師によるAzureの機械学習プラットフォームであるAzure Machine Learning(Azure ML)のハンズオン動画。

ハンズオンでは、適正な自動車価格の予測や、推薦システムを実際にやってみる内容となっています。公開されたばかりのホットな動画です。

合わせて、ジーニアス平井の「マシン ラーニングを使ったクラウド ベースのデータ分析/予測ソリューション」も見るとばっちり。

Azureの基礎はJazug女子部セッションがおすすめ

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機能で語るよ! Azure アレコレ基礎

Microsoft Azureを勉強し始めようと思ったときに、何から手を付けていいのかがわかりにくいのが実情。誰かわかりやすく水先案内してほしい!って思ったのならこの動画。

Jazug女子部による軽妙なトークでわかりやすくAzureを水先案内してくれています。

Azureのオートメーション、コード管理

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Infrastructure as Code For Azure

Azureをインフラストラクチャーをコードで管理しましょう!ってことで、旬なDockerなどにも触れつつJazuzの2人が解説してくれています。

合わせて、(MCP 70-533 対応) Microsoft Azure インフラの実装 ~ Part 1 仮想マシン編も参照すると良いかと。

SQL Azure

SQL Database Elastic Poolは、POOL DTUに応じてストレージ容量が割り当てられます。
1DTUにつき1GBのストレージが付与されています。

Create and manage a SQL Database elastic pool (preview)

ストレージ容量が上限にまで達すると、Pool内のすべてのデータベースが読み取り専用になります。この状態になった場合は、DTUを増やすか、1つ以上のデータベースを削除するか、Poolから除外するかして対応することになります。

Poolストレージの上限に達してしまうのを防ぐには、ポータルでストレージの容量が閾値を超えたらアラートを飛ばすように設定してください。

元ネタ

SQL Database elastic database pool reference (preview)

SQL Azure

フォーラムで興味深い情報がMicrosoftの中の人から回答されていたので紹介します。

Azure ポータルで、Azure SQL Databaseのスケールの情報を参照すると次のような記載がされています。

スケール アップに利用可能な DTU 2000 (サーバーで利用できる 1995 + 現在のパフォーマンス レベルに関連付けられている 5)

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これの意味について、中の人の解説。

Azure SQL Databaseにはロジカルサーバーの概念があります。
ロジカルサーバーは、物理リージョンでデータベースの集合体です。
それぞれのロジカルサーバー(もしくはデータベースの物理的なグルーピング)には、データベースが接続された特定サーバーによってDTU数が制限されています。

上のスクリーンショットの例では、サーバーで2000DTUが提供されていて、そこから現在5DTUを使用している状態です。つまり、このサーバー上では、残り1995DTUを使用して1つ以上のデータベースを作成できます。
たとえば、ほかにP3(1000DTU)のデータベースと39個のBasicデータベース(Basic1つあたり25DTU)をサーバー上のキャパシティーで使用可能です。

所感

負荷が高まったら、DBをスケールアップさせようと計画している場合は、事前にここの数値を確認し、サーバー上でスケールアップさせる余地が残っているか確認したほうがよさそうですね。

SQL Azure

フォーラムで次のような類似した質問があがっていました。

これに対して、中の人の回答は次の通り。

V11までのAzure SQL Database用には、Azure Management PortalからSQL Serverを管理するための機能が提供されています。
しかし、
Azure SQL Databaseの新しいバージョン(v12)用にはまだ提供されていないのです。

なので、ポータル上からもリンクが無いのです。残念。
あとはSilverlightなので、今後を考えると何らかのツールに置き換わるのか、HTML5で実装しなおされていると想像しています。(注:別に非公開情報で知ったとかではなく、推測なので、このままDisconする可能性もあったり…)

SQL Azure

MSDNブログで、「New service update available for SQL Data Sync!」という記事が投稿されました。

最後に、SQL Data Syncのアップデートを発表してから3年以上経過した増したが、その間も顧客の問題に対応するため、バックエンドサービスを継続的にアップデートをデプロイし続けていました。
フィードバックを受け、最近のサービスの変更と新しいSQL Data Syncエージェントのリリースについて発表できてうれしいです。2つの大きな機能強化を含んでいます。

1.テーブル照合順序の動機をサポート

  • ハブまたはメンバーデータベースに、まだ同期するテーブルスキーマが存在しない場合、同期グループ上にデプロイすると、SQL Data Syncは自動的に選択した同期スキーマと同じ照合順序の設定で空のデータベースにテーブルと列を作成します。
  • ハブにもメンバーデータベースにもすでに同期するテーブルが作成されている場合、同期グループのデプロイが成功するためには、SQL Data Syncはハブ/メンバーデータベース間で同じ照合順序をプライマリキーに持つ必要があります。

2.性能と正常実行力の改善

  • 同期元と同期先への変更転送バッチが強化され、同期スループットが速くなっていることを確認できます。
  • 転送元からのデータ読み取りや、転送先への書き込み時、エラーハンドリングロジックを改善しました。

新しいSQL Data Syncエージェント

新しいバージョンのSQL Data Syncエージェントは、ダウンロードセンターで入手できます。

それぞれ次のドキュメントを確認し対応してください。

新規インストール:https://msdn.microsoft.com/en-us/library/azure/jj823137.aspx

アップグレード:https://msdn.microsoft.com/en-us/library/azure/hh667308.aspx

古いバージョンのSQL Data Syncエージェントは、期限が切れる2015/8/18までは使用し続けられます。