Windows Azure

Windows Azureのアカウントとサービスは、4種類の入手方法があります。

 

MSDNサブスクリプション(Professional、Premium、Ultimate)

無課金で、年間最大314,676円相当のWindows Azure特典が提供されており、毎月一定量を無料で使用できる。

詳細については、ここを参照してください。

Windows Azure SDKは、ここからダウンロードしてください。

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MicrosoftパートナーネットワークやBizSparkのようなマイクロソフトプログラムメンバー

メンバーシップ特典に、Windows Azureの無償利用枠が含まれています。

詳細は、メンバー紹介ページを参照してください。

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Windows Azure無料評価版

3か月間無料のWindows Azure評価プランが提供されています。

詳細は、ここを参照してください。

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従量課金プランと6か月プラン

通常のWindows Azure使用プランです。

詳細は、ここを参照してください。

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元ネタ

MSDNブログに投稿されていた「Four Different Ways to Get Windows Azure Accounts and Services」をざっくり意訳した投稿です。

SQL Azure

株式会社gloops

株式会社gloopsは、モバゲ―、yahoo!モバゲ―、mixi、ハンゲームなどのプラットフォームに、登録ユーザ数100万人を超えるソーシャルゲームを複数展開しています。
ソーシャルゲーム業界の中では数少ない、マイクロソフト技術を根幹にゲームを展開しています。Visual Studio 2010を使用して、ASP.NET(C#)でゲームの大部分を開発しています。開発したゲームは、Windows Server 2008 R2、IIS 7.5、.NET Framework 4で構成されたアプリケーションサーバーにホストし、データの格納先としてSQL Server 2008 R2を採用しています。
さらに、マイクロソフト技術を根幹にしながら、インフラ周りでは、Nginx、Memchached、Redis、Varnish cacheなどのOSS技術を活用し、月間100億PV、(1コンテンツあたり)同時接続数7万人を裁いています。SQL Server周りの指標としては、秒間バッチ要求数は平常時で最低100K/秒、イベント開催時には最低1M/秒、イベント終了間際の10分間は3M/秒に達します。最大4.5Mまで裁いた実績があります。この処理を裁くために、SQL ServerにはFusion-ioを2枚搭載しています

gloopsゲームのアーキテクチャに関わる話は、各種メディアに取り上げられ、セミナーなどの講演でも話されているので、検索サイトなどで検索いただくと、より詳細を知ることができると思います。

ソーシャルゲームをWindows Azureに移行できるか?

gloopsで提供しているゲームは、オンプレミス環境で1コンテツあたり70台前後のサーバーで稼働しています。それをWindows Azure上で裁くことができるかを検証しました。 当然、データストアにはSQL Azure Federationを採用し、ある意味Windows AzureとSQL Azureの性能限界を試すつもりでした。

気になる検証結果は、2012年4月24日~25日に開催されるマイクロソフトの有償イベントWindows Developer Daysのブレイクアウトセッションで発表させていただきます。

開発者の皆様へ ~ Windows 8 のアプリケーション開発を始めませんか。 | Windows Developer Days

マイクロソフト技術を根幹としたソーシャルゲームのアーキテクチャ、SQL Azure Federationによる大規模リクエスト処理について興味のある方は、ぜひ登録しセッションに参加してください。

When ?

まだ、サイト上では仮題になっていますが・・・

4月24日(火) 15:00~15:45

の枠で登壇いたします。

ちなみに、別の枠でLINQの神様のいえ先生も、登壇しますよ~♪

Windows Azure

2012/4/2に、Windows Azure用のHadoopサービスセカンドプレビュー版がリリースされました。

  • 大容量データの格納需要に応えるために、格納できるデータ量を4倍に拡大しました。
  • Hadoop Distributed File System(HDFS)のディザスターリカバリ―によって、信頼性が向上した柔軟なHadoopサービスを提供します。
  • MahoutのようなHadoopプロジェクトなどの拡張分析をサポートしました。
  • Office、SharePoint、SQL Server 2012のPowerPivotとPower ViewのようなBIツールによる分析が可能になりました。

興味がある方は、http://www.hadooponazure.comにアクセスして、サインアップしてください。

情報源

SQL Azure

Windows Azure管理ポータルのデータベース管理で、「接続のテスト」ボタンをクリックすると、

Invoke 操作 ‘TestConnectionToDatabase’ に失敗しました。種類 ‘System.ServiceModel.DomainServices.Client.DomainOperationException’ の例外がスローされました。

とエラーが発生し、接続できない場合があると、MSDNフォーラム「Azure: problem with ‘Test Connectivity’」で報告されています。image

発見された再現方法は、管理者ログインにメールアドレスを指定すること。SQL Azureサーバーを作成時に、管理者ログイン名を指定します。その際に、メールアドレス、もっと言うと「@」が含まれていると再現します。「@」が含まれていても、次の画像を見ると分かる通り、バリデーションエラーにならないのです。

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さて、真の不幸はここから。
「@」が含まれたログイン名では、SQL Azureデータベースに接続することができないのです。SQL Server Management Studioで接続しようとすると、

SNAGHTML752ae8

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kxwb9.database.windows.net に接続できません。

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ADDITIONAL INFORMATION:

Server name cannot be determined.  It must appear as the first segment of the server’s dns name (servername.database.windows.net).  Some libraries do not send the server name, in which case the server name must be included as part of the user name (username@servername).  In addition, if both formats are used, the server names must match. (Microsoft SQL Server、エラー: 40531)

ヘルプを表示するには http://go.microsoft.com/fwlink?ProdName=Microsoft+SQL+Server&EvtSrc=MSSQLServer&EvtID=40531&LinkId=20476 をクリック

と、エラーが発生し接続することができません。

結論

SQL Azureデータベースサーバーを作成する際に、ログイン名に「@」を使用してはいけません。使用してしまった場合は、記念に残しておくか、サーバーごと削除してしまいましょう。

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SQL Azure

Preview版が提供されているSQL Azure Data Syncサービスが、2012年4月2日にサービスアップデートされました。

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  • デプロイした同期グループを更新できるようになりました。
    同期グループを動的に更新できるようになりました。詳細は、同期グループの編集(英語)を参照してください。
    ・データセットへの列の追加
    ・データセットへのテーブル追加
    ・データセットから列の削除
    ・データセットからテーブルの削除
    ・列のwidthの変更
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  • 同期グループをより簡単に管理できるように、ポータルに情報を追加しました。
    1. クライアントのエージェントバージョンを表示します。クライアントエージェントが最新バージョンでない場合、更新を推奨するメッセージをし、間もなくサポートが終了するエージェントバージョンの場合は警告メッセージ、エージェントがすでにサポートされていない場合はエラーメッセージを表示します。
    2. 60日以上、変更適用の失敗が原因で60日以上経過した同期グループに警告を表示します。
  • Entity FrameworkやNHibernateのようなORM(オブジェクトリレーショナルモデル)フレームワークとData Synacを一緒に使用した場合に発生する問題を修正しました。
  • エラーメッセージとステータスメッセージを改善しました。

 

参照情報