Azure仮想マシンのSQL Serverで使用すべきストレージ種類
Microsoft Azure Universal Storage for SQL Server 2014で、どのストレージを使用すべきなのかを考察した結果が投稿されていたので概要を紹介する。
ストレージの種類
Azure仮想マシン内で、SQL Serverを使用するときに設定するストレージとして、三種類のストレージ(Azure File、Azure Disks、Azure Blob)が候補にあがる。
では、どのストレージを使用すべきなのかを検討した結果が、元記事のお話。
結論
大きなストレージのIOPSが必要なら、Azure Data Disk。
もっとファイル容量が必要なら、Azure Blob。
AlwaysOn Availability Groupやアプリケーションがトラフィックを必要とするようなネットワーク帯域が重要な場合は、Azure FileかAzure Blob。
SQL Server 2014では、Azure Data Diskよりも直接スケールするAzure Blobを使用できるので、Azure Fileを使用する理由が見つからない。
SQL Server 2012では、Azure Blobがサポートされていないので、IOPSやデータ領域が必要な場合は、Azure Fileの使用を検討から除外することはできない。
各ストレージの比較
それぞれの具体的な検討過程や、SQL Serverからどのようなアーキテクチャでストレージが使用されるかなどは、元記事で説明されている。