Windows Azureトラブルシューティング:特定インスタンスをオフライン化する方法
Windows Azure上で多くのインスタンスを使用している場合、特定インスタンスで発生した問題を調査する必要がでてくるかもしれません。
直接的な方法はありませんが、すべてのインスタンスかた特定インスタンスだけをオフライン化することができます。特定インスタンスでの問題を調査するために、最初にすることはロードバランサーのネットワークからインスタンスを外して、オフラインでトラブルシューティングをします。
Azureサービス管理ポータルでは、そのような機能は提供されていません。PowerShellとWindows Azureコマンドレットをコンピュートノード上で使うことで、ロードバランサーからインスタンスを除外できます。それを使用するために、Windows Azureアプリケーションにリモートログインします。
手順
- オフラインにしたい特定インスタンスにリモートログインします。
- 管理者権限でPowerShellを起動します。
- 次のコマンドを実行します。
Add-PSSnapIn Microsoft.WindowsAzure.ServiceRuntime - 「R」を選択します。
- 次のコマンドを実行します。
Set-RoleInstanceStatus –busy - オフラインモードを維持したい場合は、PowerShellのウィンドウを閉じないでください。ウィンドウを閉じると、インスタンスは再度アクティブになります。PowerShellウィンドウには次の画像のようなメッセージが表示されます。
- 2~5分程度で、特定インスタンスはオフラインになります。
Windows Azure管理ポータルでのステータスは次のようになります。
確認するために、オフラインにしたの同じインスタンス上でPSコマンドを実行します。
Get-RoleInstance –Curren
PowerShellウィンドウを閉じると、特定インスタンスは2~5分程度で再び、レスポンスを返すようになります。
元情報
この投稿は、Windows Azure Troubleshooting – Taking specific Windows Azure Instance offlineをざっくりと意訳した投稿です。