Windows Azure Web SitesでカスタムFastCGIを設定する方法

Windows Azure Web SitesはデフォルトでPHPをサポートしており、さらにユーザ自身のFastCGIを設定することができます。

Windows Azure Web Sites(WAWS)でカスタムFastCGIを設定する方法について説明します。

  1. WAWSウェブサイトにFastCGI実行ファイルをデプロイします。
    例えば、ウェブサイトのbinフォルダーなどにアップロードします。
  2. 次の内容を含んだASPファイルを作成します。

        <%
        Response.Write Request.ServerVariables("APPL_PHYSICAL_PATH") 
    %>

  3. ASPファイルをウェブサイトのコンテンツフォルダーにアップロードし、IEで開きます。
    IEにWAWSサイトのルートPATHが表示されます。
    Azure環境では、
    C:\DWASFiles\Sites\YourSiteName\VirtualDirectory0\site\wwwroot\
    オンプレミス環境では、
    C:\inetpub\temp\DWASFiles\Sites\YourSiteName\VirtualDirectory0\site\wwwroot\
  4. Windows Azure管理ポータルにログインし、ウェブサイトに移動し、カスタムFastCGIの設定をします。
  5. CONFIGURATIONをクリックします。スクロールバーを下まで下げ、「handler mappings」セクションを見つけます。
  6. 「EXTENSION」で、FastCGIによって処理する必要があるファイル拡張子を定義します。「SCRIPT PROCESSOR PATH」で、FastCGI実行ファイルのフルパスを定義します。
    例えば、
    “C:\DWASFiles\Sites\YourSiteName\VirtualDirectory0\site\wwwroot\bin\FastCGI.exe”
  7. Configurationを保存します。

元情報

MSDNフォーラム; How to configure custom FastCGI on Windows Azure Web Sites (WAWS)