SQL Server Management Studio 2015年12月版リリース
SQL Server Management Studio 2015年12月版がリリースされました。
今回のバージョンでは、11月リリースまでのすべての更新が含まれています。
機能改善と多くのバグ修正をしています。
実行プラン比較、SSMS結果タブ、拡張イベントセッションウィザードなど、その他にもいろいろな部分が対象となっています。
SQL Server Management Studioは従来、SQL Serverのメジャーバージョンに紐づいてリリースされてきました。
それでは、Azure SQL Databaseへの柔軟な対応がしにくいため、SQL Server製品から切り離されて、ツール単独でのリリースサイクルになりました。
最近では、月1回のペースで、○年○月版という形で、SQL Server Management Studioがリリースされています。
ダウンロード
今回のプレビューのリリース番号は、13.0.900.73です。
更新内容
- 現在のクエリ実行プランとファイルに保存した実行プランとの実行計画比較を改善しました
- SSMSでカラムストアインデックスのインラインインテリセンス対応を改善しました
- Azure V12サーバーに接続したときに、拡張イベントのセッションウィザードでテンプレートを選択できるようにバグ修正しました。
- Microsoft Connect Bug #1390296の修正:表形式で結果を表示する際にクエリ実行後に結果タブを切り替えられるようにしました
- Microsoft Connect bug #2004111の修正:表形式で結果を表示したときに列見出しが表示されるようにしました
- キーボードナビゲーションで簡単にセキュリティフォルダー配下で、新しいログイン、監査の作成をダイアログで操作できるようにしました