Windows Azure News from MIX11 – Windows Azure – Site Home – MSDN Blogsをざっくり意訳した投稿です。
ラス・ベガスで開催しているMIX11でWindows Azure platformのいくつかのアップデートを発表しました。開発者のデプロイを早くし、アプリケーションのパフォーマンス向上に寄与し、マイクロソフトやFacebook、Googleなどが提供する主要な認証サービスを使用してアプリケーションにアクセスできるようになります。
新しいサービスと機能
多数のWindows Azureの新しいサービスと機能を今日、公開しました。たとえば次のようなものがあります。
- Windows Azure SDKを更新しました。IIS Web サーバやWebアプリケーション、Webサイトを簡単にマイグレーションし、管理し配置する為のWebデプロイツールが同梱されています。新しいツールは、VS2010に統合されていたり、Web Platformインストーラーで提供されています。この更新は今日の午後以降提供されます。
- Windows Azure AppFabric Access Controlサービスを更新しました。 Windows AzureアプリケーションへのエンタープライズディレクトリやWeb認証によるシングルサインオン体験を提供します。
- Windows Azure AppFabricキャッシュサービスのリリースを30日以内にします。Windows AzureとSQL Azureアプリケーションのパフォーマンス向上につながります。
- Windows Azure Traffic ManagerのCTP版リリース。Windows Azureの顧客に複数のロケーションを通してアプリケーションのパフォーマンスをもっと簡単にバランスをとれるようにする新しいサービスです。
- Internet Information Services (IIS) Smooth Streaming用のWindows Azure Content Delivery Network (CDN)のプレビュー版を提供します。 開発者は、Windows AzureストレージアカウントにIIS Smooth Streamingにエンコードされたビデオをアップロードし、Silverlightや iOS 、Androidクライアントにビデオを提供することができます。
Windows Azure Platform のオファー内容の変更
今日、いくつかのオファーの変更を発表しました。変更には次のようなものがあります。
- Windows Azure特別導入プランの有効期限と無料で使用できるストレージ量、ストレージ転送量、出た転送量をふやします。このプロモーションには、エクストラスモール750時間とスモールサービス25時間と、ストレージ20GBとデータ転送量40GBとストレージ転送量50kを2011年9月30日まで、毎月無償提供します。詳細は、ここを参照してください。
- 特別導入プランの既存の顧客は、今日から無料でアップグレードできます。ほかのプランを使用している既存の顧客は、特別導入プランをサインアップする必要があります。
- MSDN Ultimate と Premiumサブスクライバは、Windows Azure用のコンピュート、ストレージ、帯域の特典を強化しました。詳細については、ここを参照してください。.
- マイクロソフトのパートナー用のCloud Essentials Packでは、エクストラスモール750時間とスモールサービス25時間と、ストレージ20GBとデータ転送量50GBを無償提供します。さらに、Cloud Essentials Packには、他のクラウドサービスであるSQL Azure, Windows Azure AppFabric, Microsoft Office 365, Windows Intune and Microsoft Dynamics CRM Onlineが含まれています。詳細は、ここを参照してください。
今日、MIX11で発表した内容について、さらに知りたい場合は、 プレスリリースを読むか、MIX11 Virtual Press Roomを参照して下さい。 Windows Azure AppFabricの発表についての詳細情報は、 Windows Azure AppFabric blogの"Announcing the Commercial Release of Windows Azure AppFabric Caching and Access Control"を参照してください。