※Windows Azureチームブログに投稿されたSQL Azureのアップデートに関する投稿をざっくり意訳した意訳です。
SQL PASSサミット2012の2日目のキーノートで、マイクロソフトはSQL Azureにとって重要な内容を含むいくつかのアップデートを発表しました。
SQL Azure ReportingとSQL Azure Data SyncのCTP版提供の開始と、SQL Azureサービスリリース2011 Q4で提供予定の内容について発表しました。
SQL Azure提供予定の機能
2011年の終わりまでに提供する予定のSQL Azure サービスリリース2011Q4は、シンプルかつ柔軟にスケールアウトするのに必要な機能を提供することを目的としています。
- 個々のSQL Azureデータベースの最大サイズを現在の50GBから、3倍の150GBに増やします。
- Federation
- 新しいSQL Azure管理ポータルの強化。もっと簡単にデータベースを監視できるように新しい機能を提供します。スキーマのドリルダウン、クエリプランの表示、空間データの表示、インデックス/キーの表示、クエリパフォーマンス統計情報の表示。
- ユーザが管理できる照合順序のサポートを拡張
SQL Azure Reporting CTP
- 可用性とパフォーマンスの改善
- SQL Azure Reportingサーバーのセルフプロビジョニングが可能
- Windows Azure管理ポータルを更新し、ユーザを簡単に管理できレポートをデプロイできるようにしました。
- 世界中のWindows Azureデータセンターでの提供を開始
- このCTP版からマイクロソフトの公式サポート開始
- 認証不要でレポートを参照できるようにするアクセスコントロールに対応
SQL Azure Data Sync CTP
- 新しい管理ポータルで簡単に使用できるようになりました
新しい管理ポータルを提供し、同期の監視管理、設定をしやすくなりました - 同期グループの設定とフィルタリングを柔軟にできるように強化しました
フィルタリング:特定のテーブル列、特定の行だけを同期できるようになりました
同期グループの設定:グループメンバーごとに同期衝突が発生した場合の解決方法を設定できるようになりました - すべてのユーザが使用できるようになりました
特別な登録をすることなく、全SQL Azureユーザが試せるように新しいCTP版を提供します。
デモの様子などは、SQL PASSサミット2012のサイトで公開されます。
http://www.sqlpass.org/summit/2011/Live/LiveStreaming.aspx