SQLCMDでSQL Azureデータベースを作成する
Creating a SQL Azure Database with SQLCMD – SQL Azure Team Blog – Site Home – MSDN Blogsを簡単に翻訳したエントリーです。
一度、SQL Azure Portalでサーバを配置すれば、sqlcmd.exeを使用してデスクトップのコマンドラインからデータベースを作成したり、削除することができます。スクラッチでデータベースを作成し、スキーマをアップロードし、きれいな環境でテストしたり、それらを繰り返しテストするときに便利です。
注意すべき事は、データベースを作成したり削除したりするときはマスターデータベースに接続する必要があることです。また、 -Nパラメータを使用して接続を暗号かあすることも重要です。暗号化に関する詳細情報は、こちらを参照してください。
データベースの作成
最初に、データベースを作成するためのTransact-SQLコマンドを含む.sqlファイルを作成します。例えば、次のようなクエリになります。
CREATE DATABASE Test
これは、デフォルトサイズの1ギアバイトのデータベースが作成されます。コマンドをCreateDatabase.sqlというファイル名に保存したとします。コマンドラインからコマンド(ファイル)を実行するコマンドは次の用になります。
sqlcmd -SyourSeverdatabase.windows.net -UyouLogin@yourServer -PyourPassword -dmaster -i –N CreateDatabase.sql
ユーザ名は、「ログイン@サーバ名」の形式にする必要があります。ログインは、SQL Azureサーバ上の管理者ログインを使用し、マスターデータベースに対して発行します。
データベースを削除する
データベースの削除も同様の方法で行います。スクリプトは次の用になります。
DROP DATABASE Test
コマンドをDropDatabase.sqlというファイル名に保存したとします。コマンドラインからコマンド(ファイル)を実行するコマンドは次の用になります。
sqlcmd -SyourSeverdatabase.windows.net -UyouLogin@yourServer -PyourPassword -dmaster -i –N DropDatabase.sql
検証
SQL Azureの最小課金単位は、一日です。1ギガバイトのデータベースで一ヶ月に$9.99(日本の場合は、979円ぐらい。詳細は、ここで。) 一日あたり33セント(日本の場合は、33円ぐらい)です。データベースを作成し、すぐに削除すれば33セントかかります。詳細は、Windows Azure Pricing | Windows Azure Services | Windows Azure Platformで確認できます。