(Azureと親和性が高い)Visual Studio LightSwitch Beta 2を使ってみた

SQL Azure Team Blogの「Visual Studio LightSwitch Beta 2 – Where Have You Been All My Life」を簡単に意訳した投稿です。

Visual Studio LightSwitch Beta 2 は、今週の前半に一般公開での提供を始めました。LightSwitchアプリケーションは、ブラウザやデスクトップ上で実行するのにSilverlightを利用します。Beta 2で、Windows AzureとSQL Azureへのデプロイをするための新しい機能を用意しました。

ツールを使い始める前から2時間後、私は本当に強い印象を受けました。LightSwitchは簡単なデータベースの設計、ユーザ画面の作成、基本的なフィールドバリデーションの実装、Windows Azureへのデプロイができます。来週、アプリケーション作成やLightSwitch開発体験のいくつかのビデオを投稿します。

Windows AzureやSQL AzureへのCRUD(Create、Read、Update、Delete)データドリブンアプリケーション開発、配置が本当に簡単で、部門ビジネスアプリケーションに最適です。ビジネス解析やノンプロフェッショナルの開発者の為に、.NETやコーディング知識は極めて少ない知識しか必要のない素晴らしいツールです。私が作成したサンプルアプリケーションで、私はコードを一行しか書いていません。SQL Azure ReportingやSQL Azure Data Syncのような現在CTP版のSQL Azureサービスを使用し、部門用・スモールビジネス用のハイブリッドアプリケーションをVisual Studio LightSwitchを使用して素早く簡単に作成できます。

LightSwitchに関する詳しい情報は、Jason ZanderSomasegarのBlogポストを読んでください。 LightSwitchを使用した私の体験と、私が作成したアプリケーションのスクリーンショットを掲載しています。

原始人でも使えるぐらいに簡単

簡単なテストをするために、妻と私がアクセスできる買い物記録一覧アプリケーションを作成しました。

LightSwitchでしたこと 

  • データベースのビジュアル設計 (ok, only two tables)
  • 店や買い物アイテムの追加、買い物一覧の表示、CRUD操作の三画面の作成
  • 計算するための計算フィールドの為に、.NETのコードを一行だけ書きました。
  • SQL Azureへのデータベーススキーマのデプロイ、Deployed the database schema to SQL Azure, and the application to Windows Azure in the final Publish step without having to edit any config files.

ツールを使用したり、チュートリアルを今まで読んだことがないところから2時間未満で作成が終わりました。

Windows Azure と SQL Azureに配置したLightSwitchアプリケーションのスクリーンショット

セットアップとインストール – とても簡単

LightSwitch Beta 2のダウンロードとインストールは簡単です。ほかのツールは必要ありません。Azureをデプロイするのに必要な追加のSDKはありませんし、SQL ServerやSQL Azureに接続するのに追加のツールも必要ありません。web/worker ロール配置用に開発環境を設定したり、SQL Server/Azure開発用にSSMS(SQL Server Management Studio) をインストールするよりも簡単です。

すでにVisual Studio 2010をインストールしている場合、VSのほかのプロジェクトタイプのLightSwitchに組み込まれます。

デプロイ – 簡単

LightSwitchはデータドリブンな開発をします。LightSwitchアプリケーションを開発するとき、既存のデータベースやShaePontサイトやWCF RIAサービスに接続できます。SQL Azure/Serverをとて簡単に使用できます。データベース設計や未開発のアプリケーションの作成が、信じられないほど簡単に効率よくできます。SQL Express、SQL Server、SQL Azureに対して、文字列や数字、日付などの共通のデータ型だけでなく、データベースにNvarcharaで格納されるEmailやPhoneNumberのような単語列もLightSwitchはバックグラウンドで正規表現を使用して、入力チェック機能を提供します。SQL Azure Reportingまたは、オンプレミスのSQL Server Reporting Servicesのようなレポート作成や、ほかの開発者がデータベースを使用して開発するときに、簡単に使用できるように可読性に優れたデータベーススキーマを作成します。

LightSwitchテーブルデザイナー

LightSwitchのもっとも興味深い開発パラグラムは、 画面がデータから完璧に生成されることです。伝統的なレイアウト用のデザイナーフォームではなく、ウィザードで型を選択するとLightSwitchが画面を生成し、自動的にデータビンディングします。フォントやレイアウトなどの見た目のカスタマイズは、生産性と複雑さの軽減の為にします。一度だけコードビューを表示し、各店ごとの購入小計を計算するためのコードを追加しました。

Silverlightデザイナーを使用して、管理者が実行時やデザイン時にUXのカスタマイズをすることができます。

LightSwitchデザイナー

デプロイ – すでに簡単と言った?でも、もう一度言う。簡単だ。

LightSwitchアプリケーションは、Silverlighをベースにし、デスクトップやIIS、Windows Azureなどにデプロイできます。すべてのデプロイ先は、Publish Wizardでラジオボタンで設定できます。

Windows Azureのサブスクリプション情報やSQL Azureへの接続文字列を入力することで、ユーザの既存のAzureアカウントへアプリケーションを提供することができます。また、デプロイ先をIISとSQL Azureデータベースのような選択をすることもできます。とても簡単で、すべての手順を通してXML設定ファイルを開き編集することはありませんでした。

SQL Azureへのデータベーススキーマのデプロイは、シームレスに転送できます。データはデプロイできません。スキーマだけです。とても印象的で、スキーマ尾作成するのにスクリプトを作成し実行する必要はありません。

LightSwitch Publish Application Wizard

セキュリティ&認証

オンプレミスにデプロイするために、Windows認証とフォーム認証が提供されています。Windows Azureへのデプロイは、フォーム認証しか使用できません。フォーム認証は、ASP.NETから同じ認証メカニズムを利用し、SQL Azureデータベースに"aspnet_x"テーブルを7個作成します。 LightSwitchアプリケーションの管理画面で、ユーザ情報を入力して配置します。

LightSwitchアプリケーションのユーザーとロール管理

まとめ

LightSwitchでのアプリケーション開発、デプロイの生産性にびっくりしました。後日、SQL Azureを使用したアプリケーション開発を簡単に始めるためのフォローアップ投稿をする予定です。