日本語対応したSQL Azure Migration Wizard v3.5.2 リリース
SQL Azure Migration Wizard(SQLAzureMW)は、SQL Server 2005/2008データベースをSQL Azureへ移行する助けをする為に設計されたものです。SQLAzureMWはデータベースの互換性チェックをし、データベーススキーマとデータの一部もしくはすべてを移行する手助けをします。
SQLAzureMWは、最初の翻訳、日本語への翻訳ができたことを発表しています。
日本語への翻訳を担当しました。
一部、不適切な翻訳があるかと思います。発見した場合は、ぜひ文句だけでなく修正案とセットで、この投稿へのコメントか、もしくは、@SQLAzureJP宛てに呟いていただけると幸いです。
SQL Azure Migration Wizard v3.5.2
参考
SQL Azure Migration Wizard v3.1.3 で SQL Azure へのデータ移行(SQLAzureMW) – 松本崇博 Blog (SQL Server Tips)
SQL Azure Migration Wizard v1.9.1 で日本語環境だとデータのインポートが出来ない!!ので、細工が必要です。 – お だ のスペース
ちなみに今回リリースバージョンでは、上記で記載されている問題は解消していますので、どんなツールなのかを知る参考にしていただければ良いと思います。
リリースノート
システム要件
SQL Azure Migration Wizard v3xは、動作させるマシン上にSQL Server 2008 R2がインストールされている必要があります。SQL Server 2008 R2を使用できない場合は、SQL Server 2008 で動作するSQLAzureMW v2.1のソースをダウンロードし使用してください。
(注意)SQLAzureMW v2.1は(日本語OSでも動作しますが、)英語表記です。
バイナリ
.NET 3.5 SP1
Windows 7 RTMでのみテストしています。(恐らくXPとVistaでも動作すると思います)
ソース
Visual Studio 2008 SP1
.NET 3.5 SP1
Windows 7 RTMでのみテストしています。(恐らくXPとVistaでも動作すると思います)
もしエラーや問題があったら報告をお願いします。
v3.5.2
Modified NotSupportedByAzureFile.config のチェック対象から SET ANSINULL と SET QUOTEDIDENTIFIER を削除しました。両方ともSQL Azureに対応しているからです。
v3.5.1
- リクエストが無い場合、データをエクスポートしないようにコードを修正しました。
v3.5
- SQL Azure 移行ウィザードは、最初の翻訳、国際的な言語を発表を誇りに思って: 日本人 !仁大和屋すべての翻訳の仕事にして偉大な信用に値する。
- SQL Azure Migration Wizardが、一つ目の国際言語、日本語へ対応したことを発表でき光栄です。大和屋貴仁が日本語への翻訳作業をすべて担当し、クレジットに値します。
- Made a couple of minor changes to regex strings in NotSupportedByAzureFile.config
で、正規表現文字列を2か所マイナーチェンジしました。 SQLAzureMW.exe.configにフランス語のBCPセクションを追加しました。
v3.4.1
- SQLAzureMW.exe.configファイルのBCPArgsInとBCPArgsOutの値を修正しました。
- これは、SQLAzureMWが-q(引用符で囲う)フラッグを使用できるかどうかを判断するのに使用します。SQLAzureMWで追加することができない場合は、BCPコマンドにフラグを追加しないでください。簡単に言うと、SQL Serverのテーブル名にピリオドを含んでいる場合、エラーの原因になります。テーブル名にピリオドを含んでおり、インデックスが設定されている場合、BCPを使用してデータをアップロードすることができません。最良の解決策は、テーブル名からピリオドを取り除くことです。
- SQLAzureMWで特定データベースの対象サーバに接続する際に発生するバグを修正しました。データベースを指定して接続した後、Windows認証(もしくは、ユーザ名とパスワード)の設定が初期化される問題があり、スクリプト化する際に接続エラーが発生する原因でした。
v3.4
- (行が見つからなかったなどの)エラーが発生した場合、BCP出力をすべて表示するようにコードを変更しました。すべて表示されるのでデバックに役立ちます。
- TSQLファイルを読み込むコマンドラインパッチを追加しました。dbproj の出力ファイルやTSQLファイルから、Azureにデプロイする為のスクリプトを作成します。
- 出力ファイルからサポートされていないコマンドを取り除く機能が追加されました。NotSupportedByAzureFile.configのRemoveCommandで取り除くコマンドを指定します。
- ScriptDatabaseとSMOScriptOptionsをNotSupportedByAzureFile.configから移動させました。
v3.3.9
- Bug Fix: BCPでは、SQL Azureユーザ名に@serverをつける必要があります。ダイアログでユーザ名に@server名を追加していいか確認するように修正しました。
- SQLAzureMWはBCPを使用してデータをダウンロードしたりアップロードします。SQLAzureMWは、BCPが出力する詳細情報を分析しています。BCP出力は、言語(ドイツ語、フランス語、英語…)によって異なる文字列が出力されます。分析し抽出する文字列は、 SQLAzureMW.exe.configファイルで定義しています。ユーザは自分が使用するロケールセクションを作成し、言語設定をすることができます。現在は、英語とドイツ語に対応しています。もし自分の言語設定が無い場合は、フランク氏のように http://sqlazuremw.codeplex.com/Thread/View.aspx?ThreadId=229541 disucussionで情報提供してください。
v3.3.8
- SQL Server接続ダイアログでデータベース名を指定できるように修正しました。これにより、管理者はデータベースを作成できるようになり(例えばSQL Azure上に)、データベースにアドミン権限を付与できたり、SQLAずれMWを使用してSQL Azureにデータベースを移行できるようになりました。
v3.3.7
- データベースを削除する際に、「本当に良いですか?」とダイアログを表示するようにしました。
- DBオーナーだけがデータベースを解析し移行できるように処理を修正しました。解析、移行ができるデータベースは黒文字表示し、それ以外のデータベースはグレイに表示しました。グレイ表示されたデータベースを選択してもウィザードを進められません。
- エラー表示をMessageBoxの代わりにExceptionMessageBoxを使用するように修正しました。そのほうがエラー情報表示としてふさわしいと思います。
- 画面の一番下の"< 戻る"と"次へ >"ボタンのみにアンカーを設定するように修正しました。
v3.3.6
- SQL Server 2008プレバージョンでユーザ定義データ型の呼び出しを無視するように修正しました。(SQL Server 2000/2005では動作させます)
- NotSupportedByAzureFile.configに正規表現の文章をいくつか追加しました。
- スクリプト化する際に発生した内部例外を表示するようにしました。
v3.3.5
- ネストされたコメントに対応しました。
v3.3.4
- 追加