Azure SQL Database Hyperscale が発表
Microsoft Ignightで、Azure SQL Database Hyperscaleが発表されました。
ドキドキが止まらないので、早速まとめてみました。
もう間も無く、2018/10/1からPublic Previewが開始されるようです。
GAは、いつだろー?
特徴
- Hyperscaleは、ストレージが根幹技術にあたるサービスです。
- 最少1TB〜100TBまでのデータベースサイズを使用できます。
- 容量だけでなくI/O性能の改善も含めたサービスです。
- Data StoreサーバーとLogサーバーが誕生し色々すごくなっています。
- Time to Restoreは健在
- バックアップはストレージスナップショットで担保
- リストアも10分程度を目指す
- コンピューティングとストレージが分離されたモデル
- プライマリコンピューティング、セカンダリコンピューティング両方とも柔軟に変更可能
- セカンダリコンピューティングはプライマリコンピューティングと同じデータストレージをみる。
- 同じ!同じです!同じなのです。
- セカンダリコンピューティングは読み取り専用で、プライマリコンピューティングと同じエントリポイント。(接続先サーバー名が同じ)
- 接続の切り分けは、接続文字列に「Read_Only」「Read_write(既定)」を付けるかどうかの差。
vCoreモデルをベースとしているのでDTUモデルでは使用できません。
マイグレーションなどは、インスタンスサイズ変更と同等の手順で実施できるようになるようです。
仕組み
下のスライドのスクリーンショットをみてください。
ストレージが根幹のサービスだけあって、仕組みスライドもストレージがメインとなっています。
バックエンドにデータストア層があって、そこをコンピューティングが参照する。
プライマリもセカンダリも同じデータストアを見るので、データ反映タイムラグがレプリケーションよりも断然抑え込まれています。
サービス帯
ここで掲載されています。
一番大きいのは80コアモデル。
Storage Typeがまだ、LOcal SSDとなっているのはご愛嬌。
まとめ
Azure SQL Databaseが最大容量4GBで苦しんでた皆様が解放される日はもう間も無くです!
そこまで、なんとか生き延びましょう(^ ^)