9/12までにWeb、BusinessエディションのAzure SQL Databaseは、Basic、Standard、Premiumに移行しよう。自動移行も予告されています、
2015年9月12日に、V11サーバーと呼称される、Microsoft Azure SQL DatabaseサービスのWeb、Businessエディションの提供が終了すると発表されていました。
今までは、9月12日に、V11サーバーに何が起こるのか明確になっていませんでした。
今朝届いたAzureチームからのアナウンスで明確になりましたね!
自動アップグレードされます
V11(Web、Businessエディション)のAzure SQL Databaseは、
自動的にV12(Basic、Standard、Premiumエディション)に移行されます。
これは自動処理なので、処理が実施される14日前に個別に対象となったユーザーに通知されるようです。
移行は、課金ベースで考えられており、毎月の課金が増えないように設計されています。
その為、データベース容量を元にアップグレード先が決定しています。
つまり性能ベースではないので、移行先によっては、自動アップグレードと同時に
深刻な性能問題に遭遇する可能性もあります。
性能やV12サーバーの機能については、ムッシュ金麦先生がde:code 2015で発表しているので、そちらを見ておくとばっちりです!
具体的な移行先の確認方法
自動移行先の詳細を確認する方法が提供されています。
- 使用量と課金から課金根拠のResource GUIDを確認します。
- GUID Migration for SQL Databaseから、1で確認したGUIDを探します。
見つけたら、新しい移行先を表で確認します。
自動アップグレードの延期(9/12まで)
9月12日に向けて計画してたんだから、勝手にアップグレードするなよ!っと起こりたくなる方もいますよね?
ご安心を。
MSさん、自動アップグレードを9月12日までは猶予する選択肢を提供しています。
メールには、「2015年9月12日まで、このアップグレードを拒否するオプションがあります。」とのこと。 詳細は不明…。
V11でできて、V12でできないこと
- (http://yourservername.database.windows.net)
Azure SQL Database Management portalが、V12では現在使用することができません。 - SQL Server Management Studio 2014 CU6を使いましょう
最新情報は英語
英語ドキュメントはGithubを使って随時アップデートされているので、
日本語翻訳が間に合っていないので英語を見ましょう。