SQL Azure

SQL PASSサミット2日目のキーノートにて、SSMS 2012のSQL Azureサポート状況の一部がでもされました。

  • SQL Server Management Studio 2012のGUIウィザードで、SQL Azureデータベースを直接Blobへバックアップ可能
  • SQL Server Management Studio 2012からWindows Azure Storage Blobに接続
    オブジェクトエクスプローラーにBlobのツリーが表示され、blob一覧も表示された。

SQL Azure

※Windows Azureチームブログに投稿されたSQL Azureのアップデートに関する投稿をざっくり意訳した意訳です。

SQL PASSサミット2012の2日目のキーノートで、マイクロソフトはSQL Azureにとって重要な内容を含むいくつかのアップデートを発表しました。

SQL Azure ReportingとSQL Azure Data SyncのCTP版提供の開始と、SQL Azureサービスリリース2011 Q4で提供予定の内容について発表しました。

SQL Azure提供予定の機能

2011年の終わりまでに提供する予定のSQL Azure サービスリリース2011Q4は、シンプルかつ柔軟にスケールアウトするのに必要な機能を提供することを目的としています。

  • 個々のSQL Azureデータベースの最大サイズを現在の50GBから、3倍の150GBに増やします。
  • Federation
  • 新しいSQL Azure管理ポータルの強化。もっと簡単にデータベースを監視できるように新しい機能を提供します。スキーマのドリルダウン、クエリプランの表示、空間データの表示、インデックス/キーの表示、クエリパフォーマンス統計情報の表示。
  • ユーザが管理できる照合順序のサポートを拡張

SQL Azure Reporting CTP

  • 可用性とパフォーマンスの改善
  • SQL Azure Reportingサーバーのセルフプロビジョニングが可能
  • Windows Azure管理ポータルを更新し、ユーザを簡単に管理できレポートをデプロイできるようにしました。
  • 世界中のWindows Azureデータセンターでの提供を開始
  • このCTP版からマイクロソフトの公式サポート開始
  • 認証不要でレポートを参照できるようにするアクセスコントロールに対応

SQL Azure Data Sync CTP

  • 新しい管理ポータルで簡単に使用できるようになりました
    新しい管理ポータルを提供し、同期の監視管理、設定をしやすくなりました
  • 同期グループの設定とフィルタリングを柔軟にできるように強化しました
    フィルタリング:特定のテーブル列、特定の行だけを同期できるようになりました
    同期グループの設定:グループメンバーごとに同期衝突が発生した場合の解決方法を設定できるようになりました
  • すべてのユーザが使用できるようになりました
    特別な登録をすることなく、全SQL Azureユーザが試せるように新しいCTP版を提供します。

デモの様子などは、SQL PASSサミット2012のサイトで公開されます。
http://www.sqlpass.org/summit/2011/Live/LiveStreaming.aspx

SQL Azure

先日、SQL AzureからWindows Azure ストレージBlobに直接データのバックアップを取る「管理ポータルからSQL Azureデータベースのインポート/エクスポート」を紹介した。この機能は、Blobに直接バックアップを保存する機能だったため、ローカルに保存するにはBlobからダウンロードする必要があった。

しかし、SQL Azureから直接ローカルにバックアップをとる機能がすでにリリースされていたのだから、びっくりしちゃいますよね。公開した機能は、ちゃんとアピールしてくれないと見落としちゃうので、ちゃんとアピールしてください!マイクロソフトさん。

SQL AzureのURL=Database Managerのログイン画面」で、個別URLが存在することを説明しました。今回紹介する機能は、このURLが非常に重要になります。

まず、SQL Azure Database Manager改め、SQL Azure管理ポータル(Management Portal for SQL Azure)に名称が変わり、従来のDatabase Managerの機能に加えて、データベースを作成、削除できる機能とデータベースのバックアップと、バックアップから新規DBとしてデプロイできる機能が追加されました。

上述した機能の内、後者については注意が必要です。この機能を使用するには、直接個別URLに接続しなければなりません。

https://lpw5xv9un1.database.windows.net
こんな感じのURLです。

Windows Azure管理ポータルから「管理」ボタンをクリックすることでもSQL Azure管理ポータルにアクセスできますが、微妙に違いが発生します。

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上記画像は、とてもよく似ているが微妙に違いが発生している。上の画像は、直接URLにアクセスした場合、下の画像は、「管理」ボタンをクリックしてアクセスした場合である。
これから紹介する機能は、上側のDatabaseがブランクでOptionとなっている方を使用しなければならない。
上側で、dtabaseをブランクにしたまま、ログインする。

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これまた、非常にひているが、微妙に違う。
上側はデータベース名をブランクでログインした時の画面で、下側はデータベース名を入力してログインした時の画面。
下側だと、「Database Life Cycle」ワークスペースが無いのです。。。。

そして、、「Database Life Cycle」ワークスペースを表示させると次のメニューが表示される。

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あら素敵。

Extractをクリックする。

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Saveボタンをクリックすると。。。

SNAGHTML67e16a

保存ダイアログが表示されてdacpac形式で保存できることがわかる。

 

一方、deployボタンをクリックしてみる

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あら素敵。

dacpacから新たにデプロイできちゃうんですね。

Windows Azure

Windows Azure Platform PowerShell Cmdlets V2.0 を使ってみる」で紹介されているように、インストール時にエラーが出ることがある。

2011-09-19 12.56.36

CS0246:型または名前空間 ‘DataServiceQuery Contrinuation’が見つかりませんでした。 using ディレククティブまたはアセンブリ参照が不足しています。

さて、引用元で解決策が提示されているのですが、ちょーっとまった!
これ、既知の問題みたいで対応策が公式サイトのドキュメントで提示されています

http://wappowershell.codeplex.com/documentationにアクセスし、最下部に説明が記載されている。

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もう少しわかりやすく書いてほしいですね!!

このエラーが出た場合は、ADO.NET Data Servicesの更新パッチを当ててねとのことらしい。

 

http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=79d7f6f8-d6e9-4b8c-8640-17f89452148e&displaylang=ja-nec

 

をインストールすると、改善する可能性があるようです。

SQL Azure

前から、そうだったのかもしれませんがSQL Azure Database Managerに固定URLあったんですね!

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Windows Azure 管理ポータルからSQL Azureを参照すると右下に「URLの管理」があります。このURLにアクセスすると、次のようにSQL Azure Database Managerが表示されます。

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https://lx88a7fkwl.database.windows.net/」にアクセスすると、上の図のように、SQL Azureサーバ「lx88a7fkwl」のSQL AzureデータベースサーバのDatabase Managerが表示されます。

この画面からログインすると、データベースのありとあらゆる操作ができるので、厳重に保護する必要があります。当然、この画面もSQL Azure Firewallで保護されるべき画面です。

そのあたりは、「SQL Azure管理ポータルを使用するのに必要なFirewallルールが強化」を参照してください。