Windows Azureのアカウント種類
Windows Live IDとWindows Azure
2010年1月時点では、Windows AzureアカウントはMicrosoft Online Services カスタマーポータルのアカウントと紐付いています。Microsoft Online Services カスタマーポータルのアカウントは、Windwos
Live IDと紐付くようになっています。
その為、Windows Azureを使用する場合は、Windows Live IDでログインし契約を締結します。
Windows Azureアカウントの2種類のアカウント(権限)
Windows Azureアカウントには以下の2種類があります。
- アカウント所有者
- サービス管理者
アカウント所有者
-
Microsoft Online Services カスタマー ポータルにログインしアカウント設定の確認
- 課金情報の設定。請求先住所、請求先クレジットカードの設定
- サービス管理者のアカウントの設定
- Windows Azureデベロッパーポータルへのアクセス(未確認)
サービス管理者
- Windows Azureデベロッパーポータルへのアクセス
複数のWindows Azureを管理する場合のアカウント
一つの可能性として、Twitter上でおすすめ情報として出たものです。Windows Live IDのライセンス条項的に問題ないかは未確認。
請求先アカウントとして、経理部専用アカウントを用意する。
経理部用アカウントからWindows Azureサブスクリプションを購入し、実際の運用者としてサービス管理者を割り振る。
わかりにくい図で申し訳ないが、用はおおもとの請求先アカウント(アカウント所有者)を統一した方が管理が楽。また、個人アカウントでは無く、経理部専用としたほうが後腐れ無く良いのかもしれない。
ちなみに上記図を書いていて思ったのが、資材調達部はどこに介在すればいいのだろうか……。
Microsoft Online Services カスタマーポータルのアカウントの移管
Microsoft Online Services カスタマーポータルのアカウントは、Windows Live IDと紐付いています。
問題になるのが、Windows Live IDに個人的なアカウントを使用していた場合です。Windows Live IDの所有者が退社してしまった場合、Microsoft Online Services カスタマーポータルのアカウントを別のWindows Live IDに移管させなければなりません。
その場合は、マイクロソフトサポートに電話で連絡を行い手続きを踏む必要があります。
マイクロソフトサポートに電話で連絡し以下の情報を伝えます。
- 組織名
- アカウントの現在の所有者の名前とWindows Live ID
- アカウントの新規所有者の名前とWindows Live ID
サポートで確認が行われたのち、指定されたWindows Live IDの所有者の2人に承認依頼メールが飛ぶようになっています。
詳細は、マイクロソフトの「アカウントの所有権を転送する」から確認してください。
Windows Azureのアカウントの移管(可能?)
Microsoft Online Servicesカスタマーポータルのアカウントでは無く、Windows Azureのアカウントのみを移管させたい場合があります。
※Windows Azureのアカウントと言うよりは、Windows Azureサブスクリプションの移管と表現する方が正確です。
この場合も、恐らく電話手続きだと思うのですが、説明が記載されているページが存在しません。(見つけられません)