AzureVM

Windows Azure Virtual Machine上のSQL ServerのTempDBのデータファイル数とディスク数はいくつにするのがベストなのかをWindows Azure CATチームがBlogに「Scaling-out SQL Server disks and data files on Windows Azure Virtual Machines…a real-world example」投稿してくれています。詳細や検証データは、元記事を参照してください。

前提条件

使用する仮想マシンは、エクストララージ(XL / 8コア)でWindows Server 2008 R2とSQL Server 2012の組み合わせの仮想マシンです。ストレージアカウントは、デフォルト設定でジオレプリケーションを有効にしたままにしています。

制限事項

Windows Azure Storage Scalability and Performance Targets]によると、Windows Azure ストレージBlobは、書き込み性能として、[最大60MB/秒、最大500トランザクション/秒]と定義されています。

結論

データファイル数は8個に分割し、4つのディスクに2つずつ配置するのがベストなDisk I/O性能となります。

この設定でDisk以外のところに性能ボトルネックが発生するので、Disk数を増やしても効果が無いことがわかりました。

Windows Azure

Windows Azure Virtual Machineで提供されているOpenlogicのCentOS 6.3イメージにはカーネルヘッダー(kernel-headers)が含まれていません。
その為、開発ツールをインストールしようとすると、インストールできずに途方にくれてしまいます。
開発ツールを入れないとソースからビルドして、ミドルウェアをインストールできないので、
結構いや~んな感じです。

そんな問題に対して、OpenLogic Azure Support Teamが、対応方法を回答していました。
(参考:Openlogic Centos 6.3 image: no kernel-headers

sudo yum –disableexcludes=main install kernel-headers-2.6.32-279.14.1.el6.openlogic.x86_64

カーネルヘッダーをインストールしなさいということですね。

ちなみに、自動スクリプトで対応したいなら、gccなどのパッケージをインストールする前に、次のようなコードを使えばいいよっとアドバイスしている人もいました。

sudo yum -y -q –disableexcludes=main install kernel-headers-*.el6.openlogic.x86_64